先日、子供が食事中にむずむずしていたのですが、「どうしたんだろう?」と思いつつも声をかけないでいました。
すると少しして、どうしても我慢できなくなったのか、
「食事中にごめん! もう我慢できない!」
とトイレに駆け込みました。
食べないという選択肢だけではないということ
当然のことながら、食事中に席を立つのはマナー違反。これは子供が小さい頃からずっと言い続けていたことです。
だから、今自分がする行為が良くないことだということは、誰あろう本人が一番よくわかっているよう。だからこその
「食事中にごめん」
という言葉が出たわけです。
そういうことなのであれば私も鬼ではないわけで(笑)
「ダメ!食事中でしょ」とは言いません。
しかし戻ってきた時に、
「食事の前にトイレを済ませておかなかったの?」
と言ったところ、
「済ませたんだけど、急に痛くなってきたんだよ。そういえば昨日も授業中に痛くなったんだよね・・・」
との告白。
授業中にもお腹が痛くなった?
それを聞いて、頭の中でくるくるっと考えます。
昨日も今日もお腹が痛くなったということは、昨日と今日、いつもとは違う何かをしたのでは?
プールはまだ入っていないようだし、食べ物で「これはギリギリかな」と思ったものを食べさせた記憶もないし。
うーん、腹痛の原因はなんだろう?それも、本人もマズイと思いながらマナー違反せざるを得ないほど、急を要するようなことなんて。
確かにその日からさかのぼったここ数日は連日暑くて、夜も暑いので布団を夏用のものに変えたばかり。
もしかしたらそのせいで寝冷えでもしたのか・・・?
そこまで考えた時、あることを思い出しました。そしてそれは、今回の腹痛の決定的な原因だと確信したのです。
連日の暑さと、毎日の部活でぐったりして帰ってくる息子。誰もが通る道だし、私だって同じくらいの頃には部活と勉強の両立をしていたし、真夏の炎天下の中、自転車で遠くまで通ったもの。
ただ、あまりにも疲れているように見えたので、ちょっとご褒美・・・と思い、アイスを買って来てあげたのがおとといのこと。
暑い体に冷たいアイスがよほど美味しかったのか、大喜びしながら食べている姿を見て、
「暑い日にはアイスもいいかな」
なんて思ったのでした。
しかし、そんな親の心子知らず、とでもいうのでしょうか。
ちょうど特売だったこともあり、何個かまとめてアイスを買っておいたのですが、ナント息子、そのアイスを一日に二個ずつ食べていたことが発覚!!
一日にアイスを二個食べてもお腹が痛くならない人もいるでしょうが、男の子というのはやはりお腹が弱い体質なのでしょうか。
もうてきめんだった・・・というわけです。
さすがにそのことは本人もわかっているようで、
「これからは気を付ける・・・」
とシュンとしていましたが・・・
それにしても、やっぱり冷たいアイスというのはこんなにもお腹を冷やすものなのですね。
その事に今回改めて気づき、少々ゾッとしました。
息子のように腹痛として症状があらわれるのならまだいいのかもしれません。
私などは昔からお腹が丈夫な方なので、
「何をどれだけ食べても全然平気!」
という変な自信がついてしまっているのですから・・・
こういう人こそ要注意かもしれません(>_<)
夏になるとどうしても食べたくなってしまうアイスや冷たい飲み物。
とはいえ、それを
「絶対食べない!」
としてしまうのはあまりなことだと思うし、我慢やストレスが心の冷えを作り出すことはわかっています。
だから、それがどれだけ体を冷やしているか・・・ということを心のどこかにおきながら、「たまの楽しみ」としてお付き合いしたいものですね。