食べるものからも冷えとりをしていきたいのでなるべく玄米を食べる生活を続けています。
「絶対に玄米を食べる」「玄米じゃなきゃダメ!」というのではなくて、冷えとり同様、ゆるい玄米食です。
でも以前は「玄米以外はダメ」「白米なんて体に悪い」という、カチカチ頭だったのですが。
これまで玄米はずっと圧力鍋で炊いていました。最初に行った自然食ショップの料理教室で教わったのですが、それがとても美味しかったので。
かれこれもう20年使っているヘイワの圧力鍋。買う時は高いと思っていましたが、今となっては十分その価値がある圧力鍋でした。
しかし最近では土鍋で炊く玄米ご飯がお気に入り。特に夏場は、圧力がかかったもっちりした玄米ご飯よりも、さらっとした玄米ご飯が美味しく感じます。
これまで何度も失敗してきた土鍋で炊く玄米
とはいえ、これまでも何度も土鍋で玄米を炊いてきましたが、ただの一度も納得がいく炊きあがりになったことはありませんでした。
どれも硬すぎ(>_<)
圧力鍋で炊いたモチモチした玄米を最初に食べてしまったからでしょうか、どうも土鍋で炊いた玄米が美味しいと感じることができませんでした。
もちろん、自分が「美味しい」と感じる炊き方で炊いた玄米を食べればいいことなのですが、若杉友子さん・通称若杉ばあちゃんは「土鍋で炊いたご飯が冷えをとる」と言っています。
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このことが私の胸の奥の方に、ずっと小骨のようにひっかかっていました。
この本を読んだ直後にも土鍋玄米を炊いてみましたが、どうにもこうにも「美味しい」と思うレベルには炊きあがらず。
「私には土鍋で炊く玄米は無理!」と、この時を機に土鍋で玄米を炊く挑戦をやめたのです。
長谷園の「かまどさん」なら玄米ご飯が美味しく簡単に炊ける!
3年ほど前ですが、家の炊飯器を処分しました。
長い間、炊飯器で白米を炊くことを疑問に感じつつも、土鍋で炊く白米が手間がかかることと炊きあがりが不安定なこともあり、土鍋炊飯生活に踏み切れないでいたのです。
確かに土鍋で炊いた白米は、お米にこだわらなくても美味しく炊け家族の評判も良いのですが、常に同じ状態でご飯が炊けるわけでもありませんでした。
これはひとえに私の料理の腕によるものだと思いますが、水が多くてご飯が柔らかくなるというよりも、おこげができてしまうことが断然多かったです。
一般的には土鍋ご飯の醍醐味はおこげなのかもしれません。しかし家族も私もおこげご飯が苦手。出しても喜ばれません。
しかもおこげができてしまった土鍋は洗うのが面倒、それに焦げを作ってしまった部分はどんなに手入れをしてもまた次の炊飯時におこげができてしまうという負のスパイラル(>_<)
これが嫌で結局土鍋に完全移行することができなかったのです。
それまで使っていた土鍋は、比較的安価で売られていたものでした。もし割ってしまっても惜しくはない程度というか、買うのも気軽に買って試せるような値段。
よく耳にする長谷園の「かまどさん」も検討したことがありましたが、値段も高く重量も結構あるようで扱いにくそうというイメージ。
なにより粗忽者の私、うっかり割ってしまったらと思うとなかなか手がでませんでした。
でもどうしても土鍋で炊くご飯への憧れは消えず、「これが最後。これがダメならもう諦めよう」と決心し、かまどさんを購入しました。
ところがこれが・・・大正解!!
これまで土鍋でご飯を炊く際には、何度か火加減を調節しなければなりませんでした。この調整が面倒でもあるし、上手に炊きあがらない原因でもあったのです。
でもかまどさんは、最初に火加減をしたらそのまま12分待つだけ! 12分経った頃には蓋の穴から蒸気が出ているので、その蒸気の様子を見て時間を調整し火を止めます。
たったこれだけ♪
あとはそのまま20分待てば美味しい土鍋ご飯の出来上がりです。炊き始めてから33分で炊きたての土鍋ご飯が食べられるなんて、最初は本当に感動しました。
その後様子を見つつ、「これなら大丈夫!」と思い炊飯器を処分しました。以来ずっと朝に土鍋でご飯を炊く生活を続けています。
最初はタイマーなしで起きてからご飯を炊く生活に不安がありましたが(寝坊したらどうしようとか)、これまで3年で一度しか寝坊したことがありません。
しかも7時に目が覚め、飛び起きてご飯を炊きましたが、朝食もお弁当にも間に合いました。土鍋って、ガスの火力って本当にすごい!
土鍋炊飯生活が日常になった時、フト思いました。
かまどさんなら玄米ご飯も美味しく炊けるのではないか?
早速調べてみると、公式サイトにかまどさんで炊く玄米ご飯のやり方が載っていました。
うちのかまどさんは二合炊きなのですが、この通りに炊いても吹きこぼれや炊きムラなど全く問題はありませんでした。
玄米 2合(360ml)
水 570~600ml
塩 ひとつまみ
●作り方
1.軽く洗った玄米・水・塩ひとつまみを入れ、6時間以上浸水させる。
※浸水にはボウルなどをお使いください。
2. 「かまどさん」に1の玄米を水ごと入れ、中蓋と上蓋をセットする。
3. ガスの中火で約28~30分炊き、火を止めて30~40分程蒸らす。
浸水させる時間や、炊飯の時間が白米よりも長くかかりますが、炊き方は白米と全く同じ。
でも見て! こんなにふっくら・美味しそうに玄米が炊きあがります♪
これこれ、これが私の求めていた土鍋玄米!
これ以来、朝は家族に白米を炊き、何日かに一度自分用に玄米を炊く生活をしています。
玄米に小豆や黒豆を入れて炊くこともありますが、玄米と一緒に水に浸けておけば問題なく柔らかく炊きあがります。
土鍋で炊いた美味しい玄米と、みそ汁と漬物があればそれでもう十分と思えるほど。食生活はよりシンプルになった気がします。
かまどさん、購入を迷っている方も多いと思います。
確かに値段も高いし重い(>_<) そしていつも割ってしまったら・・・と冷や冷やしています。
それでも絶対に購入をおすすめします!迷っているのなら絶対に買いです。食卓に炊き立ての土鍋ご飯を出せる喜びったらないです。
米の美味しさが正直わからないうちの家族ですら、土鍋ご飯の美味しさはわかるそうです。
白米炊飯はもちろん、玄米を美味しく簡単に炊けるのでおススメです。ホント、迷ってるなら絶対に買った方がいいです。3年使ってきた私が言うのだから間違いなし♪