何かを調べていた時に、ふと見かけた不思議なワード、それがおまたカイロでした。
初めて聞く言葉だけど、なんとな~く想像ができる(笑)
そしておまたカイロを調べてみた結果、やはり想像通りのものでした。
しかし、効果は想像以上♪ おまたカイロのやり方と、実際に私がおまたカイロを一ヶ月続けてみて感じたことを書いてみます。
おまたカイロとは
そもそも「おまたカイロ」って何なのでしょうか?
女性ならなんとなく想像がつくと思いますが、その名の通り「おまた」を「カイロ」で温めること。正直、もう少し他に名前の候補はなかったのかなぁと思ったりもしますが(^_^;)
おまたカイロは、生理の時にナプキンをあてるように使い捨てカイロをあて、子宮を温めるというもの。

多くの女性が悩む不調は冷えが原因のことも多く、特に子宮が冷えることによって生理不順や重い生理痛、便秘やイライラに繋がるのだそうです。
子宮を温めることでこれらのことが改善される他、頭痛・不眠・むくみ・便秘解消や肌が明るくなるなどの効果が期待できるのだとか。
おまたカイロのやり方
さて、そんなおまたカイロのやり方は簡単♪
布ナプキンや毛糸のパンツなどに、使い捨ての貼り付けるタイプのミニカイロを貼るだけ。
私は昔から白うさぎの布ナプキンを愛用しています。
しっかりとした厚みのあるネル地で、洗えば洗うほど起毛して経血が吸収しやすくなる優れものです。また、経血量が多い時もたたみ方によって調整できるのも便利なので、初めて布ナプキンを使う方にもおすすめです。
あてただけでもほんわりと暖かいので、もしカイロを使うのに不安を感じているのであれば、白うさぎだけでもいいと思います。
白うさぎの布ナプキンには、二つ折り・三つ折り・四つ折りがありますが、私は三つ折りの布ナプキンでおまたカイロをしています。
三つ折りの左端、もしくは右端に貼る使い捨てカイロのミニサイズを貼り、上にかぶせるように折り畳みます。
断面図でいうと、布ナプキン・カイロを貼った布ナプキン・布ナプキン、という感じ。
サンドイッチのようなイメージでしょうか。
これでもし熱く感じるようなら、下側のナプキンを上にかぶせ、カイロを貼った布ナプキンの上に布ナプキンが二枚重なるように調整します。
でも私はそこまで熱く感じたことがないので「サンドイッチ方式」で行っています。
おまたカイロをしてみた感想
まず、一番最初におまたカイロを使ってみた時の第一印象ですが、当然のことながら「あったか~い!」でした。
そしてここからはちょっと変な話になるのですが(^_^;)
おまたカイロのあてる場所にもよりますが、お尻の方までじんわり暖かく感じることがあります。普段こういう暖かさを感じない場所なのでなんだか新鮮。
でも・・・この暖かさはなんか経験がある・・・ちょっと不安になるようなこの感じ・・・これは・・・

私はもう10年以上ケミカルなナプキンを使っていないので、そちらの感覚は忘れてしまいましたが、布ナプキンだとたまに吸収のタイムラグのようなものがあります。
経血量が多くてお尻の方に回ってしまっても、吸い込むことには間違いがないので大丈夫なのですが、温かい経血のあの感じがまさにおまたカイロ(笑)
最初は慣れずに、暖かさを感じるたびに「あっ!」と思ってしまい苦笑しましたが、今ではカイロによる温かさなのだと自分の中の思考回路がやっと切り替わりました。
それから、立っている時と座っている時では密着感が異なるため、感じる暖かさも違います。
立っている時はおまたカイロが若干下がるため、暖かさが遠くなりますが、それでも十分暖かいです。
逆に座っているとより密着するために暖かく感じます。
おまたカイロの効果は
おまたカイロの効果はいろいろ言われています。
先ほども触れたように、生理不順・イライラ・便秘の解消や、頭痛・不眠・むくみの解消が期待できるそうです。
中にはおまたカイロを始めてから子宝に恵まれたという報告もあるそうなので、妊活を考えている方には手軽でコストもかからない子宮温活法かもしれません。
また、ヨガ的に言えばおまたカイロをあてる会陰の部分は「第一チャクラ」であるということ。
チャクラは人間の体に7つあるとされていますが、中でも第一チャクラは生命力や粘り強さを示すもので、人生を支える根幹になる基本チャクラです。
▶チャクラを活性化・浄化し、さらに各チャクラのバランスをよくするヴァイアル
それをおまたカイロによって活性化させるのはとても良いこと。それにより、体に力がみなぎって来たり、心身の安定が増したりやる気が出てきたとしたら、おまたカイロの効果が出てきた、ということですね。
でも私としては「下腹部周辺が暖かい」ということだけで十分!
下腹部を暖めてあげるということは、なんだか自分をとても大切にしているような気持にさせてもらえます(^-^)
おまたカイロの注意点
手軽で簡単にでき、効果も抜群なおまたカイロですが、注意しなければならないことがあります。

ある使い捨てカイロを例にとると、最高温度:63度・平均温度:53度、持続時間:12時間 (40度以上を保持し、持続する時間)とあります。
低温やけどは、触っていてあたたかく心地よいと感じる60℃くらいの温度でも、1分間圧迫し続けたことで低温やけどになるし、50℃でも3分間圧迫することでもなると言われています。
熱いストーブやアイロン・ガスコンロ等の火傷は注意をしていても、ゆるやかに暖かい暖房器具に関しては気も緩みがちです。
低温やけどになりやすいものとして、湯たんぽ・電気毛布・使い捨てカイロが挙げられており、実際私も湯たんぽで低温やけどを経験したことがあります。 先日コメントで、 「低温やけどで検索していて辿り着きました」 という方がいらっしゃいました。 低温やけど・・・ 以前、湯たんぽにかかとを乗せたまま寝てしまい低温やけどになってしまったこと ... 続きを見る
湯たんぽの低温やけど かかとの低温やけどのその後
あの時の地味な痛みの恐怖。今思い出してもぞっとします。
ひどい時は組織が壊死してしまうこともあるそうなので、そのことを頭の片隅に置いたうえでおまたカイロを楽しんでくださいね。
もちろん、ショーツに直貼りなんて絶対に避けてください。
正しく使いさえすれば、こんなにも手軽に下腹部を暖められる方法はないおまたカイロ。使い方に注意し、子宮温活生活をしてみてはいかがですか?