一時期は習慣化していた「朝白湯」生活。
ですが気づけば白湯ではなく単なるお湯を飲んでいる生活になっていました(^_^;)
ちょうどタイミングよく本屋で白湯の本を見かけたところだったので、ここでもう一度基本に戻って正しい白湯生活をしたいと思います。
せっかく飲んでいるのに、それが「ただのお湯」じゃもったいない!
白湯と湯冷ましの違い
いつの間にか飲んでいたのは、白湯じゃなくてお湯だった!でもちょっと待って、白湯とお湯の違いはまぁなんとなくわかるとして、白湯と湯冷ましの違いって何なのでしょう?
白湯と湯冷まし、どちらも同じもののように思えます。そこにお湯も仲間入りさせるとややこしくなるので、お湯はちょっと置いといて(^_^;)
湯冷ましとは、お湯をぬるく冷ましたもの。その名の通りですね。
白湯は沸かしたお湯を冷ましただけではなく、沸かし方にも特徴があります。白湯の作り方は後ほど触れますが、白湯と湯冷ましは全くの別物なのです。
なぜ白湯はいいの? 白湯の効果は?
ところで、白湯が体に良いというのはよく聞くことですが、どうして白湯はいいのでしょうか?水を沸かしただけなのに、なぜ体に良い効果があるのでしょうか。
白湯を飲むと腸内の未消化物や老廃物が体外へ押し流されます。要は体内をきれいに掃除してくれる効果があるそうなのです。さらに、白湯の熱によって胃腸の働きが高まるため代謝の基礎となる消化力を取り戻すこともできるとのこと。
温かいお湯で手や体を洗うと汚れがきちんと落ちて気持ちがいいように、白湯を体内に流し込むと内臓の汚れ(毒素)が洗い流されるのだとか。さらに、熱の力で体全体の代謝もアップするため、浄化・解毒しやすい体に生まれ変わることができるのだそうですよ。
毎朝コップ1杯の白湯を飲み続けることで、体内がデトックスされ、様々な効果が得られるといわれています。
吹き出物が減って肌がきれいになる
余分な体重が落ちて体が軽くなる
便秘が改善され、お通じがスムーズになる
冷え性が治る
女性には嬉しいことばかり♪ しかも白湯を作るのはとっても簡単です。
白湯の作り方
白湯の作り方ですが、やかんや鍋に水を入れ、蓋をしてから強火にかけます。この時、換気扇も回します。その理由は換気扇を回すことで、水にヴァータ(風)の性質を入れるためのようです。
沸騰したら蓋を取り、大きな泡がブクブク立っているくらいの火加減にして10~15分間沸かし続けます。アーユルヴェーダの考えでは、こうすることで〈水〉と〈風〉と〈火〉の質がバランスよくまざりあい、完全な飲みものになると考えられているそうです。
火を止めたら白湯をコップに移し、熱い白湯をフーフーと息を吹きかけながらすするようにして飲みます。熱いものを無理やり飲む必要はありませんが、冷めた白湯には効果がないそうなのでご注意を。
しっかり沸かすことでヴィータ(風)の質が増え十分な軽さと浄化力を持つ白湯になります。そのため、電気ケトルでお湯を沸かすのは手軽ですが、100℃になったら止まってしまうので白湯の正しい作り方にはならないそうです。
白湯を効果的に摂りたいのならぜひとも上記のやり方で試してみてくださいね。
一日に飲む白湯の量ですが、朝晩2回と、さらに日中に3~4杯(朝晩と合計して1日5~6杯)飲むと効果的といわれています。(飲みすぎはよくないようです)
一気に飲むのではなく、内臓をじんわりと温めるようなイメージで、ゆっくりすするように飲むのがおススメです。カップ一杯分(約150cc)を5~10分くらいかけて少しずつ飲むことで胃腸が徐々に温まり、たまっていた老廃物が外に押し流されやすくなるそうですよ。
白湯の効果と作り方のまとめ
白湯を飲むと腸内の未消化物や老廃物が体外へ押し流され、体内をきれいに掃除してくれる効果がある
白湯の熱によって胃腸の働きが高まるので、代謝の基礎となる消化力を取り戻す
白湯を習慣化することで、女性にとって嬉しい効果がたくさん得られる
換気扇を回しながらやかんに蓋をして水を沸騰させ、沸騰したら蓋を取って10~15分で白湯の出来上がり
出来上がった白湯はフーフー冷まししながらすするように飲む
朝一杯の白湯を自分のために作る時間は、自分と向き合う良いきっかけになるかもしれません。ある意味とても贅沢な時間かもしれませんね。
内臓から温めることで白湯の効果を得るには、「正しい白湯」を作ることが大切です。簡単なのでぜひ明日から白湯生活を始めてみてはいかがですか?