先日、本屋さんで特にあてもなく気になったタイトルの本を引き出してパラパラと見させてもらっていたのですが、サンプラザ中野さんが書いた本に目が留まりました。
サンプラザ中野さんは以前、自然食で痩せられたことは知っていましたが、その後「西式甲田療法」もされているということで興味を持っていたのです。
温冷浴をやっています・・・が、今はまだ・・・
BAKOKO_Onjuku_Int_Bath_Corner / BAKOKO
手に取ったのはこの本。
この本には、サンプラザ中野さんが実践している健康(健幸)法が書かれているのですが、独特の語り口調がとても楽しくテンポが良くて、ついつい先を読みたくなってしまいます。とても魅力的な文章力をお持ちの方だなぁと感じました。
その中に、【「3週間温冷浴」で冷え性を克服】という項があり、冷えとり靴下だけに依存しない冷えとり方法を模索中の私はとても興味を持ちました。
そして「温冷浴」ですが、確か以前このブログでもコメントで教えていただいたかと思います。それもあって、サンプラザ中野さんが、長年にわたる冷え性をどう克服していったのか、とても知りたくなりました。
そもそも温冷浴とはどういうものかというと、「温冷交代浴」と言えばわかりやすいと思います。
その名の通り、冷たい水と暖かいお湯を交互にかけるという入浴法で、毛細血管が拡張するため体温を逃さず冷えに効果的なのだとか。
また、皮膚へ刺激を与えることで肌が丈夫になったり、風邪を引きにくくなるなどのメリットがあるようです。
そしてなにより、冷え性に効果があるというのは興味深いですね。以前からお風呂上がりに足に水をかけると良いとは聞いていましたが、せっかくホカホカに温まった足に水をかけるのは勇気がいるもの。
実は以前、温冷浴をしたことがありましたが、お風呂上がりに寒くて寒くて・・・靴下を履いてもなかなか足が温まらなかったためそれきりになっていたのです。
ただ今回は、以前に比べて日常的に運動をしていることと、ふくらはぎにも筋肉がついてきたこともあり、もしかしたら冷えを感じることなく、温冷浴の気持ちよさを感じられるかなと思ったのです。
そして、温冷浴といっても、熱いお湯と冷たい水をかけるというのではなく、温度差が30度程度あればよいそうで、たとえばお湯の温度が42度だとしたら、12度程度、ということに。
そう考えるとぐっとやりやすいような気がしてきます。なにも「氷水を浴びろ」と言うわけではないのですね^^;
それから、シャワーならば「お湯が出始める前の冷たい水」を温冷の「冷」にすればいいのですね。
温冷浴は、
【水から始めて水で終る】
というルールがあるそうなので、いつもなら絶対に体にかからないように避けていた出始めの水も有効利用できる、というわけです。
これを読んだその日の夜、早速温冷浴をシャワーでやってみました。季節が秋だからなのか、シャワーの水温もまだそんなに下がっていなかったからか、想像していたほど冷たくありませんでした。
また、全身に浴びるのではなく、まずは足の先から、徐々に慣れてきたらひざ下まで・・・という風にしていったので、奥歯をかみしめて我慢する・・・という感じではありませんでした。
温冷浴から出ても、以前のように足先の冷たさが全身に回ってしまうような寒さは感じず、これは続けられるかも?という手応えがありました。
それ以降、毎晩半身浴をしていますが、やはりその日の夜の気温によっては寒いと感じることも多いし、お風呂から上がってすぐに靴下を履く、ということも多くなりました。
ただ、以前やって見た時に比べると格段に我慢している感じは少ないので、これからもしばらく様子を見ながら続けて行こうと思っています。
サンプラザ中野さんは気づいたら冷え性がなくなっていたそうだし、温冷浴を実践されている方も、「三ヵ月で冷え性が治った」という方もいるよう。
私の場合、これまでの運動不足がたたって筋肉量が少ないため、自然発熱がしづらいと思われますが、私の今の冷えとりは「食事・運動・ストレスレス」なので、温冷浴だけに頼るだけでなく、運動も併用することでゆくゆくはそれも解消するのでは?と思っています。
問題はこれから先ですね。冬場にできるかどうか^^;
それには今から始めて体を慣らすのはせいかいだったかもしれませんね。