季節は秋真っ盛りですが、冷えとり的にも秋真っただ中、といった感じでしょうか。
それどころか立冬前の季節の変わり目に向けて、めんげんの心構えをしておいた方がいいかもしれません。
秋のめんげんと言えば肺の毒出し。
肺は皮膚や大腸と深い関係があるとのことで、私の場合はよく皮膚の痒みとしてめんげんがあらわれます。
毎年この時期から左足首付近に痒みが出始めるのですが、今のところまだありません。
ただ少し前から体がだる重・・・な症状に苦しめられています。
体がだる重!これはどこのめんげん?
急に体のだるさを感じたのはちょうど一週間ほど前、9月の26日のこと。
このだるだ・眠さは冷えとりを始める前の私とそっくり同じ症状。
あの倦怠感、あの罪悪感(家事も出来ずにただただ横になっていた)が、また蘇ったことにかなりショックを受けました。
冷えとりを始めてからというもの、目覚めもスッキリするようになったし、運動をするようになってからは、逆に体の疲れが取れて行くと感じていただけにがっかりしました。
すぐに良くなるだろうと思っていたのですが、結局先週一週間はもうどうにも体がだるくて何もやる気がおこらず。
それどころか、ずっとすることがなかった昼寝を、それも連日しなければ夜までもたないほど、それくらい体がだるくてだるくて仕方ありませんでした。
先週の私は、不意にきた体の変調にすっかり気を落としていたし、気持ちも落ち込みました。
せっかく冷えとりで元気になってきたと思っていたのに、やっぱり冷えとりじゃダメなのか・・・
本当にそう思っていました。(そしてそういう気持ちがさらに冷えを呼ぶのですよね)
すっかり自信を無くしていたのですが、連日よく寝たおかげか、徐々に疲れも取れてきました。
体が弱っていると、心も弱って次から次に悪い事ばかり考えてしまいますが、体が回復するにしたがって考え方も前向きになってきます。
これまでは
「もしかしたらどこか悪いのかも・・・?」
なんて暗く考えていたのに、今では
「そうだよ、これってめんげんじゃない?」
なんて考えられるようになりました。
「冷えとりを始めてからおこる体の不調は全てめんげん」、
この言葉をこれまで何度思い出したことでしょう。心が弱っていると思い出さないのですが。
この一週間の身体のだるさもめんげんだったの・・・?だとしたらどこのめんげん?
秋の毒出しである肺や大腸とは関係がなさそうですが、いやいや、これもきっとめんげん!
・・・と思うようにします(笑)
一つだけ思い当たることがあるとすれば、ここ一ヵ月ほどしっかりと半身浴をしていること。
それまでは20分~30分程度だったのが、1時間入っているのはざらになりました。
もしかしたらこれがめんげんを促進してのかもしれません。
肺の毒だしには腹式呼吸が効果的
また、肺の毒出しには腹式呼吸をすることでより排毒が進むのだそう。
ヨガやピラティスを始める前、自分でも呼吸が浅いことは認識していました。
ただ、深い呼吸をしようとするとめまいというほどではないけれど、クラッとすることがあったり、心地良い気持ちが得られないため、呼吸は浅いままでした。
しかしヨガやピラティスを始めてから、最初は深い呼吸で苦しくなったものの、徐々に息を深く吸って・吐くことが出来るようになったのです。
これはヨガでよく行う「胸を開く」という動作に伴ったものだと思われます。
深い呼吸にだんだん慣れてきて、胸が開きやすくなり、肩甲骨の可動域も広がったなど、いろいろな要素が合わさったことの結果だと思います。
また、スロトレをしていた時に知った「ドローイング」という呼吸も効果的です。
動画では横になってタオルを使って・・・とありますが、立ったままで出来る気軽な運動なので、気づいた時に誰にも知られず(これ結構重要★)ドローイングができます。
電車やバスを待っているホームでドローイング、キッチンでお湯を沸かしている間にドローイング♪という感じでとっても手軽ですよ。
秋の毒出し促進だけに限らず、深い呼吸を意識するのは大切な事だと思います。
気づいた時だけでも深い呼吸をしてみたら、気づいた時にはいつの間にか呼吸が出来るようになっているだけでなく、ぽっこりお腹が解消!・・・な~んておまけもつくかも!?