「こんにゃく湿布」が体に良いということはこれまでもブログで何度か書いてきました。
こんにゃくって食べるだけでなく、体の手当てに使える優れものなのです。
こんにゃく湿布のやり方
まずはこんにゃく湿布のやり方をおさらいから。
【用意するもの】
・こんにゃく2丁
・タオル数枚【準備】
・こんにゃくを茹でる ・茹でたこんにゃくをタオル数枚でくるむ【手当】
① 肝臓(右乳の下)・丹田(おへその下)に1つずつ、20分~30分置いて温める
② 終わったら冷水で絞ったタオルでさっと冷やす(1分程度)
③ うつぶせになり、腎臓(背中側のウエストよりも少し上・背骨に沿って)に2つ置く
④ 終わったら冷たいタオルで冷やす
⑤ 脾臓(左わき腹・肘のあたり)を冷たいタオルで10分ほど冷やす
場所はイラストの通りです。
肝臓は右のお乳の下、丹田はおへその下。
腎臓は背中側のウエストよりも少し上で、背骨を挟んだ両側にこんにゃくをおきます。
茹でたばかりのこんにゃくは熱いのでタオル数枚で巻き温度を調節します。
時間が経つとこんにゃくが冷めてくるので、タオルを減らして調節します。
なんちゃってこんにゃく湿布
以上がこんにゃく湿布の正式なやり方ですが、私はこの時間がもったいなくて(笑)椅子に腰かけて作業をしながら、しかもこんにゃくではなく小型湯たんぽを使いながらやっています。
やり方はこんにゃく湿布と同じで、こんにゃくの代わりに小型の柔らかいタイプの湯たんぽを使用。陶器やプラスチックの湯たんぽとは違い、肌に優しく密着してくれます。
はじめに丹田を温め、肝臓、そして腎臓は湯たんぽを横にして大体の位置に(笑)
われながら横着だと思いますが、手軽なうえにこれが案外効果があるのです!
こんにゃく湿布で得られる効果はいろいろありますが、私はこんにゃく湿布をすると体全体がスッキリするような気がします。体が軽くなる、という感じ。
これをするたびに、「臓器を温めるのはなんて気持ちがいいんだろう!」と思います。
本当は寝ながらゆっくりと行えば、より効果が実感できるのでしょうが・・・
それでもやらないよりはなんちゃってでもやった方が全然マシです。
「なんだか疲れてるな~、よく寝たのにな」なんていう時に思い出しやってみるとスッキリ♪
多分、小さい湯たんぽがない方ならペットボトルにぬるま湯を入れても代用出来るのでは?
先日の「ペットボトル温灸」の要領で、丹田・肝臓・腎臓を温めると手軽かも。
ペットボトル温灸はツボを点で押さえますが、こんにゃく湿布風に使うならばペットボトルを横に寝せ、面を使うとよいかもしれません。
もちろんその際はお湯が漏れないようしっかりとキャップをし、肌にじかにあてないように注意してくださいね。
季節はようやく冬から春に移ろうとしていますが、体は冬にためた毒を出そうとして体調が悪く感じることも多くなりますね。
そんな時にこんにゃく湿布を覚えておくと、かなり体が楽になると思いますよ(^-^)