また「からだの本」からの引用となってしまって申しわけないのですが・・・
この本の中に掲載されていた、「これでいいのだのススメ」に肩の力がフッと抜けるような気持ちになりました。
人づきあいが苦手なあなたへ
「ストレスが多く、人づきあいが苦手なあなたへ
“これでいいのだ”のススメ」
というタイトルの特集でしたが、どれもこれも自分に当てはまるものばかりで、つい夢中になって読んでしまいました。
私の今の生活で「ストレス」を背負っている・・・なんていうのもとてもおこがましいのですが、それなりに感じることが多々あります。
そしてこれは性格的なものも大きいと思います。昔から感じていたことで、それで外に出ることが嫌になってしまったクチなので・・・
本にもありましたが、そもそも自分がストレスを感じたり人付き合いを苦手に感じている理由として、完璧を自分に求めてしまう傾向があるからです。
兄弟形成の中で自然に培われた、「私がしっかりしなきゃ」ということもあるのでしょうが、できもしないのになんでも自分で背負い込む傾向があります。
もちろん自分には荷が重いことであるので広げた風呂敷を回収できずに落ち込む・・・というのがいつものパターン^^;
わかってはいるのですが、「なんとかしなきゃ」という気持ちの方が先に立ってしまうのです。
で、自己嫌悪(笑)
この特集はそこのところにズバーンと食い込んでいて、
「そうそう」
「その通り!」
といちいち相槌を打ちながら読み進めていました。
そんなところで
「これでいいんだ、と手放すことも大事だよ」
というアドバイスを見て、うっかり涙がこぼれそうになりました。
そう、それが出来なかったのですよね。これでいいんだ、と自分を許すことが。
以前に比べれば、冷えとりを始めてから固執することが減ってきたので楽になりましたが、こうしてこの特集を読みながら涙が出そうになったということは、まだまだ手放せていないものがあるのでしょうね。
自分は自分。
他人と比べない。
完璧を求めない。
今後どうやって生きていくのか、というのがわかって少し楽になりました。
最終的には自分の気持ち次第なのですから、簡単と言えば簡単、そしてそれがとても難しいところ(>_<)
ところでこの特集を書いていた方の著書があれば読んでみたいとチェックしたところ、水島弘子さんという方でした。
調べてみたら見覚えがある方!
元衆議院議員で精神科医の先生でらしたのですね。なるほど、どうりでこういう気持ちをよく理解しているはずです。
この先、楽に生きていくのか、それとも常に眉間にしわを寄せて生きていくのか。
自分の気持ち次第でそれは大きく変わるものなのですね。