冷えとりを始めてからというもの、
「それまで当たり前だと思ってやっていたこと」
を辞めることが多くなりました。
シャンプー剤を使うことをやめること、
化粧水を使うことをやめること。
最初は 「ちょっとだけやってみようかな」 と気軽に始めましたが、
湯シャンは今年の7月で丸2年になるし、
化粧水を使わない、「肌断食」 は 始めて二ヵ月が過ぎたし。
なんだか、すべてがちょうどいい場所に収まりつつあるような気がします。
・・・手抜きになってる、とも言えますが。
すっかり普段の生活に溶け込んでいるのでここのところブログには書いていませんでしたが、
その後の様子などを書いてみたいと思います。
今日は、湯シャンのその後について。
元々、どんなシャンプーを使っても(石鹸シャンプーであっても)地肌に痒みが残ってしまい、
いつも洗髪後にスッキリしない生活を送ってきました。
だから私のシャンプー選びの基本は、
「頭皮が痒くならないもの」
でした。
その後、ハーブシャンプー「香る髪」 に辿り着き、長いシャンプー生活に終止符。
しばらくはハーブシャンプーを使っていましたが、そのうちそれすらも使わない、「お湯洗い」 になった・・・というわけです。
皮肉なことに、これまで散々高いシャンプーを使ってきたにもかかわらず得られなかったものが、
湯シャンですべて手に入れられたという不思議さ。
高いシャンプー・拘束時間が長く髪に負担がかかる矯正パーマ、
この二つをセットで長い間、定期的に繰り返してきましたが、
湯シャンを続けてきたことで、この二つと あっさり縁が切れたのです。
今では、クセ毛なのにカットが数ヶ月おき^^;
先日久しぶりにカットに行ったのですが、前回行ったのは年末でした(笑)
ナント、五ヶ月ぶり。
これ、ストレートの髪の方ならなんら不思議じゃないでしょうが、
私のようなクセ毛で五ヶ月も美容室に行かないなんて、ありえなかったです。
しかも、1つにしばってしのいでいたわけではなく、普通にボブくらいの長さになっていましたからw
これまで、梅雨の時期を二回超えてきて、今年もそろそろ湿気の多い季節になるのでしょうが、
美容師さんからは
「矯正パーマはかけなくても大丈夫」
と太鼓判を押されているほど。
私が
「たまにはカラーリングをしようかな」
なんていうと、
「ダメです。もったいないです、ここまで髪が丈夫になってきてるのに」
と止められるという。
良い美容師さんに巡り合えたというのも大きいかもしれませんね。
この美容師さんに辿り着くまでは、どの美容室でも
「矯正パーマをかけるしかありませんね」
と言われたし。
さらさら~っとしたストレートと言うわけではありませんが、
パーマもかけず、念入りにブローするわけでもなく、ほどほどのボブヘアでいられるのだから、
湯シャンを始める以前には考えられない事です。
ただ、ボブもそろそろ飽きてきたので先日も相談したところ、
「このままもう少し伸ばして、肩のあたりでふわふわっとさせる感じにしたらどうですか?」
と提案してもらいました。
こんな感じ。
え~っ、こんなの、私の髪じゃ無理じゃないですか?と言うと、
「全然OKです!」
と言ってくれたのです。
どうやら私の髪は、私が思っているよりもかなり扱いやすい髪質に変化していたよう。
嬉しいですね。
しかもなにも面倒なことやお金がかかることをしたわけじゃないのに。
さて、そんな髪の呪縛から逃れられた、夢のような(笑)湯シャンですが、
こんな風にしています。
まず、髪を湯洗いする時には、ブラシで地肌をマッサージするようにとかします。
ブラシはこれ。
これでいろいろな方向からブラッシングをして、頭皮の汚れを浮き上がらせます。
そして、湯洗いはシャワーを流しながら。
少々熱めのお湯の温度(私は42度くらい)で、髪の根元を分けるようにしながら地肌にあてます。
先ほどブラッシングで汚れを浮き上がらせてあるので、それを流すイメージで。
これを週に2~3回くらい。
え~~~っ ですよね。
でも、旦那さんに匂いを嗅いでもらっても(笑)、
「なんで? どうして匂わないの!?」
と不思議がられているほどなので大丈夫かと。
私の場合、なぜかシャンプーを使うと次の日には頭皮が痒くなったりしていたのに、
湯シャンだと、何日も痒くならないし匂わないのです。
なんて経済的な頭皮なんでしょう。
痒くならない、しかもやり続けているうちに、長年の悩みだった髪質まで変化してきたなんて・・・
こんな都合の良い話があるのでしょうか。
・・・あるのですけどね。
髪が鎖骨まで届くのにはまだ時間がかかるでしょうが、
これからも湯シャンと一緒に乗り切ります。