◆ 冷えとりで溶連菌は治りませんでした・・・
あまりの喉の痛さに目が覚めた朝。
自分の風邪がいつも喉から始まるのはわかっているので、
「これはちょっとマズイかも・・・」
と思っているうちに、あれよあれよという間に上がっていった熱。
前回、冷えとりで熱を下げた実績 もあり、
「また冷えとりで熱を下げちゃうぞ~! ムフフw」
な気分で挑んだのですが・・・
それから丸二日、9度近い熱にうんうんと唸りながら、
最終的には病院に駆け込むことに。
今回ばかりは、冷えとりが全く歯が立たなかった感じ。
それどころか、お医者さんには恐ろしいことも言われてしまい・・・
まず初日ですが、
下半身を温めるために、湯たんぽ3個を使い横になりました。
いつもなら、しばらくすると熱くなってきて汗が出てきて、
ぐっすり眠って目が覚めると熱が下がっている、というパターンが多いのですが、
今回ばかりは熱くなるどころか、体は冷える一方。
ゾクゾクとした寒気で眠気なんてやって来やしません。
それでもじっとしているしか術はなく、
節々の痛み(熱が上がってきた証拠)に耐えながら夕方まで待ち、そこで半身浴。
お湯につかった瞬間こそ気持ちよかったものの、
お湯に入っているのに体は冷たく、いくら入っていても温まらず・・・
その晩は体の痛みに耐えながら、ウトウトして次の日の朝。
状況は全く変わらず。
というよりも、前日よりもさらに悪くなっている様子。
喉の痛みは、まるで焼きごてを押し付けられたかのごとく痛み、
唾を飲み込むことすら大変なほど。
血膿が出ているのもわかりました。
前日と同じように湯たんぽ3個と一緒に寝たり半身浴をしたり靴下の重ね履きをしたり、
フラフラした頭で考え付く限りのことはしましたが、全くと言っていいほど効果がなく。
さすがに3日目の朝になり
「病院に行こう・・・」
と心を決めました。
病院に行って先生が喉を見た瞬間、
「スゴイよ、喉! 真っ赤っかっかか~だよ」
と言われ。
すぐに溶連菌の検査をしたら陽性。
そこでやっと納得がいきました。
道理で、この喉の痛さ!
その昔、息子から溶連菌をもらったことがあり、
その半端ない痛みに辟易したことがあったのです。
そして先生からは、
「溶連菌はね、ほっておいたら腎臓や脳に影響することがあるからね、きちんと治さないと」
と言われ、ゾッとしました。
あのまま「冷えとりで治す!」と意地を張っていたら・・・と思うと、
自分の無知さが怖くなったほど。
冷えとりで熱が下がるのは実証済み。
これは自分でも経験した事なのでわかります。
でも、それも「熱の種類」によるのかもしれません。
今回の場合は、「敵」が大き過ぎたのかも(苦笑
この件の教訓。
いただいたお薬でしっかり治し、完全に治ったら今度は冷えとりで毒だし!
冷えとり初心者、試行錯誤中(笑