改めて、ウールの靴下に感心!!です
先日もウールの靴下の良さについて触れましたが・・・。
改めてその良さを自分自身が実感したので そのご報告ですw
ここ最近気温もグンと高くなり、梅雨入りも間近な様子。
ジメジメとした季節を過ぎ、お日様がカ~ッと照りつける夏、
果たして靴下の重ね履きはいつまでできるのやら・・・
週間天気予報を恨めしく眺めつつ、靴下をせっせと重ね履き。
最近では靴下が湿ることも多く、
「夏場は靴下の枚数を減らすことも考えた方がいいかも」
などとうっすら思ってもいました。
普段から粗忽者で、日々のことなど忙しさに流して生活してしまう私。
そんな性格だから、
履く靴下によって 靴下の湿り度合いが違う
という事に気づくのに、随分と時間がかかってしまいました。
それに気づいたのは、半身浴から上がって、全身ホカホカで湯気がたっているような時。
あまりの暑さに、靴下を履くのを少し待とうと思ったのですが、
いやいや、進藤先生の教えを守らねば! と、頭が固い私は洗い立ての冷えとり靴下を引っ張り出し、
絹5本指→ウール5本指→絹先丸→ウール先丸・・・
と靴下を重ね履きしていきました。
そう、この暑いのに、ウールの靴下しか洗った靴下がなかったのです!!
また今度、また今度と 面倒なことを先延ばししていた自分に腹が立ちました。
うぅぅ・・・明日こそ絶対に綿の靴下を買おう・・・
そう心に近いながら、靴下を履いていくと・・・
アレ? なんか涼しい?
始めは のろのろとしているうちに体が冷えてきたのだと思いました。
でもそんなハズがありません。
まだ5分も経っていないくらいの時間の話なのですから。
がしかし、おバカな私はその時点でもまだウールの偉大さに気づかず^^;
次の日、いつものように靴下の湿りがないことで初めて、
「アレ? これもしかして、ウールだから通気性がいいってこと?」
と気づいたのです。
その後、実験的に綿の靴下での重ね履きの時との違いを調べてみました。
まったく同じ条件というのは無理ですが、明らかにウールの方が蒸れない!!
これは・・・驚きです。
綿だって天然繊維だし、夏にはちょうどいい素材だとずっと思っていたのに・・・
以前も書いたように、 私は手や足に異常に汗をかく 「手掌多汗症」というものです。
靴下が湿るほどの汗というのは、あまり経験する方は多くないかと思います。
だからこそ、ウールと綿の違いがこれほどわかったのかと。
ここまでかく汗は、綿ではきっと吸い取ったままで、それが冷えて不快に感じるところを、
ウールならではの放出力により、湿らせることがないのだと思います。
これまでウールとは、 「寒い時期に着るもの」 と思っていましたし、
先日のブログを書いた時にも、あれほどウールの良さを書いておきながら、
実際に自分で経験するまではわかっていなかったようです。
ウール、すごい!!
さほど汗をかかない人には もしかしたら暑く感じるかもしれないウール靴下ですが、
私のような手掌多汗症の方には、夏でもウールの靴下はおススメです!