このブログの 右のバナーを見ていただけるとわかるのですが、
アクセス数の多いブログ記事が表示されています。
その中でも
季節の変わり目、手と足の皮むけの理由がやっとわかりました
という記事が群を抜いたアクセス数になっています。
冷えとりとはまったく関係ない方からのアクセスのようなのですが、
検索してこちらのブログにたどり着くほど、手や足の皮むけに困っている方が多いのかな~と感じました。
調べてみたところ、 「汗疱」 というのだそうですね。
手のひらの写真、まさにあれです。
手や足の皮がむけるという理由はいろいろだと思います。
私は特に手の皮むけがすごくて、あれが思春期の頃だったら相当悩んだろうなぁと思います。
でも今と違って子供の頃は超天真爛漫だった私(笑
「見て見て~ すごいでしょ? 私の手って、季節の変わり目がわかるんだよ~」
と見せびらかしていたのを覚えています。
あの頃の天真爛漫さのかけらが、今も少しでも残っていたら・・・。
まぁそれはおいといて、その頃からなんとなく、
「季節の変わり目に皮がむける」
とわかっていたのが驚きです。
自分なりに、
「あぁ、またこの季節にむけた」
と段々わかってきたのでしょうね。
夏も秋も冬もむけましたが、一番すごかったのはやはり春。
今ぐらいの季節はちょうど、水疱がつぶれて乾いて、皮がむけてきた頃でしょうか。
本当に、手のひらの皮が一枚、きれいにむけました。
総取り換えという感じです(笑
毒だしではないですが、子供心に爽快でした。
新しい私!! みたいな?
でもその感覚はあながち間違っていないですよね。
冷えとり的に見ると、
内臓は季節ごとに毒出しをするそうで、
季節の変わり目は、すべて消化器の毒出しの時
だそうなので、まさにあれは毒だしの一つだったわけですね。
もちろん、心配した母にあちこちの皮膚科に連れて行かれました。
飲み薬を処方されたし、
「気にするから汗が出るんだ。緊張しないように、気にしなければいいんだ」
という、ありがたいアドバイス?をいただいたり^^;
その頃はすでに、自分でも自然に出てくる手汗が治るとは思っていなかったので、
お薬も飲んだふりして捨てていたし、出る汗はハンカチでぬぐえばいいと割り切っていました。
意外に大人な子供でしたね^^;
薬を捨てていたのも今思えば正解でした。
体が毒を出したがっているのに、さらに毒を入れているようなもの。
ましてや、お医者さんが 「性格だから治らない」 と言っているものを、薬でどうにかなるわけがありませんものね。
ただまぁ、捨てるという行為が背徳な気分でしたが・・・。
先日久しぶりに、
「手のひらが痒い」
と思ったことがありました。
この懐かしい感覚・・・そう、子供の頃、手の皮がむける前はこういう痒さがあったことを思い出しました。
今はもう手のひらを人に見せることもないし、むけたらむけたでOK♪ と構えていられるので楽。
むしろ、
「毒だしできる。」
と嬉しくなってしまいます。
手足の皮むけから大分時間は経ちましたが、受け止め方がガラリと変わった、
というか、むしろ今が昔の天真爛漫だった自分に近づけた
そんな心境の変化を楽しんでいます。