毎日寒い日が続いています。いつものように冷えとり生活を続けていますが、それだけではどうやら追い付いていないような寒さ! このまま放っておくと体に不調があらわれるかも。
そこでプラスαの冷えとり強化をしていこうと思います。
その第一弾として、「寒いな」と思った時にすぐにできる「手首入浴法」を紹介します。
手首入浴法が効果的な理由
冷えとり健康法の冷えとり方法の一つとして有名なのは半身浴です。私も浴室にタブレットや本を持ち込んで、じっくり入浴しています。
・・・が、さすがにこの時期は脱衣所や浴室内が寒くて・・・ほんの一瞬ですが裸になるあの瞬間が考えただけで辛くなることも。
それに寒さや辛さだけでなく、年配の方などは血圧の心配もあります。
最近は施設の中にも時々見かける足湯ですが、半身浴の代わりとして長時間半身浴をする体力がない方や時間がない方なども手軽にできる冷えとり方法です。
ただ、両足を膝にしたまで入れられるバケツを準備するのも大変。一般的なバケツは両足を並べて入れることが出来ず、足を重ねて入れるようなサイズです。
もちろんそれでも十分足は温まりますが、床にお湯がこぼれたり、お湯がすぐに冷めるためそばに熱いお湯を準備しておくこと・・・などを考えると、結構面倒くさくなることも。
そこでお勧めしたいのが「手首入浴」です。
これは、生姜で冷えとりを推奨している石原結實先生の娘さんでもある、イシハラクリニック副院長の石原新菜さんが推奨している冷えとりの方法の一つです。
石原新菜さんによると、手首入浴法は半身浴と同じくらいの効果が期待できるのだそうです。
その理由は、手のひらには内臓と繋がっているツボがたくさんあり、温めることによって内臓を活性化させる効果があるからなのだそう。内臓が活性化されることで血行がよくなり、体も温まるということです。
手首入浴法のやり方
手首入浴法のやり方ですが、足湯よりもずっと簡単♪ 「冷えるな」と感じた時にさっと出来るのが一番の魅力です。
まず、洗面器などに42℃くらいの熱めのお湯を入れ、その中に手首までつけます。
時間は10~15分くらい。
42℃というのは冷えとり半身浴からするとずいぶん高い温度です。冷えている時などは手を入れた瞬間に「熱い!」と感じるかもしれませんね。
最初は熱く感じても、だんだんお湯がぬるくなってくるので差し湯をするなどして温度を42℃に保つようにしてください。
なお、お湯に塩やバスソルトなどを入れると、保温効果がさらに高まるそうです。
⇒参考記事 エプソムソルト 冷えとり半身浴のお供に
服を脱いだり、バケツにたくさんのお湯を準備する手間がはじけるのに温め効果は抜群!
寒いな、と感じたら半身浴に匹敵する「手首入浴法」を試してみてはいかがでしょうか。