先日、風邪をひいてしまったことをブログにも書きました。
思っていたよりも少々重く、微熱が続きましたが今はすっかり良くなりました。
その経過で面白いことがあったのでそのことを振り返ってみようと思います。
熱がある時はとにかく水分摂取を
以前から何度か書いたことがあるように、私は手と足に異常なまでに汗をかく「掌握多汗症」です。診断を受けたわけではありませんが、ネットが普及して自分と同じ症状で苦しむ人がたくさんいると知った時は救われた思いでした。
足の汗もあり、冷えとりを知る前から五本指靴下は愛用していて、常に靴下を履いた状態で靴を履くようにしていたし、すっきりと洗える靴を愛用するなど、自分なりの工夫をしながら暮らしてきました。
手の汗とも長い付き合いなので、今さら手術をして汗を止めようとも思わないし、その時々のシーンにおいての対処法はもう身についているのでさほど苦労はしていません。
こうしてパソコンのキーボードを叩いている時にも手のひらは汗ばんでいるので、キーボードの下に薄いタオルを置き手の汗を吸収するようにしたり、マウスにはテニスラケットの滑り止めを貼るなどしてべたべたを防いでいます。
暑い・寒いは全く関係なく、常に手のひらの汗とともに生活をしているわけですが、先日の微熱が続いていた時、フト気づくことがありました。
「あれ? 手のひらに汗をかいてない!」
これまでも気づくと手のひらに汗をかいてないことはありました。
ただし、「汗をかいていない」ということに自分が気づいた瞬間に手に汗をかいてきます(笑)
だから私の場合、手の汗は気持ちの問題もとても大きいのです。
しかしその時は、手に汗をかいていないと意識したにも関わらず、その後もまったく汗が出てくる傾向がありません。
そう、手に汗をかくときには汗が出てくる独特な感じがあるのです。内側からぶわっと噴き出てくるような感覚があると、みるみるうちに快適だった手のひらは汗でびっしょりに(>_<)
でもなぜかその時はその感覚が起こらずに手のひらは乾いたまま。その時点ではそのことについて深く考えなかったのですが、その後その日はトイレも遠いことに気づきました。
確かに具合が悪くていつものようにマメに水を飲むこともしなかったのでそれも当然といえば当然なのですが、
「最後にトイレに行ったのはいつだったっけ・・・?」
と考えてしまうほどトイレに行った記憶が遠くなっていました。
多分、朝起きてトイレに入ってから、お昼過ぎまで一度も行っていなかったと思います。
いけないいけないと慌ててトイレに入ったものの、約半日ぶりにも関わらずびっくりするほどの少ない量。
これが2日ほど続きました。
その後体の回復とともに気づけば尿意も元に戻り、手の汗もいつものようにかくようになりました。
振り返ってみると、微熱が続いて体調がすぐれなかった間は、体から水分がほとんど出なかったのです。
そういうことはあるのかと調べてみたところ、どうやら具合が悪かった間の水分摂取が足りなかったようです。軽い脱水症状になっていたのかもしれませんね。
熱がある時はたくさん水分を摂り、それを出すことでで熱を下げる効果も期待できるようですね。体の中で水を循環させなければならなかったのに、それが滞っていたようです。
そう考えるとなかなかスッキリ治らなかった理由がなんとなくわかってきました。
これから風邪をひいたと思ったら、いつも以上に水を飲もう!覚えておかなきゃ(>_<)