手のひらや、足の裏に異常なほどの汗をかく、 手掌多汗症 (しゅしょうたかんしょう) 。
「手足多汗症」とも言うようですね。
実は私も 手掌多汗症 で長い間悩み続けた一人なんです。
「手の汗」というと、
「私もかくわよ」
と言う方が多いのですが、手掌多汗症は 一般の方が考えるレベルではないのです。
手掌多汗症は、以下の三段階に分類されます。
レベル1:手のひらが汗で湿る程度。
レベル2:手のひらに汗の水玉ができるが垂れるほどではないもの。
レベル3:手のひらから汗が垂れることがある。
私はこれの、レベル2~3のレベル。
まだ若いころ、コンサートに行った時に レベル3を経験しました。
それはいろいろな条件が重なった時に稀に経験するレベルですが、
通常はレベル2で生活しているわけで。
これ、結構大変だったのですよ。
過去形で話していますが、もちろん今も現在進行形で汗をかいています。
ただ、若い頃と違い、手に汗をかいて困る・恥ずかしいということがだんだん減ってきて(笑
そのおかげで、今では昔ほど生活で困ることはありません。
でも小さなレベルで困ることも。
例えば、買い物をした先で
「会員証を作りませんか?」
という流れになった時など、店員さんの前で住所を紙に記入している時など、
記入用紙は手の汗でふにゃふにゃ。
こういう事は日常茶飯事なので、私なりのいろいろな対処法を持っていますがw
それはまた別の話しで 本題に戻ります。
冷えとりを始める時、いろいろとわからないことを
楽天の冷えとりショップの841さんにメールさせてもらいました。
その時に何気なく
「以前から手と足に汗をかいていて・・・」
ということを書いたのですが、841さんからのお返事にビックリ。
手足の汗は、体が冷えている場合が多いようです
これは・・・ちょっとした驚きでした。
考えてもいなかったこと。
もともと冷え性なのは十分自覚していましたが、
そもそも手掌多汗症は遺伝だとばかり思い込んでいました。
親戚にやはり同じような人がいたのです。
だから 「冷えも遺伝」 と考えれば 多汗症も遺伝といえるのですが、
うーん、この手足の汗も冷えが原因なの?
冷えとりを本格的に始める前から、足の汗取りのために靴下はいつも履いていたので、
靴下を重ね履きすることになんの抵抗もありませんでした。
むしろ、靴下を重ね履きした方が、
1枚か2枚履いているよりもずっと、足はサラサラ状態!!
これは多分、間にはさんで履いている絹のおかげなんでしょうねぇ。
手掌多汗症が冷えとりで治るとは思っていませんが、
少なくとも足の汗の不快感はゼロになったことは事実。
ゼロですよ? ゼロ!!
これは私にとってはすごいこと。
これだけでも長年悩み続けてきた私にとっては大きなご褒美です。
手のひらの汗は今でもさまざまです。
例えば、今こうしてパソコンをパタパタしている時は手のひらもサラリとしていますが、
部屋の気温が上がってくれば一気に汗が噴き出しす、
「汗が出るかな・・・どうかな・・・」
なんて考えちゃうと、もう100%出るし(笑
これはもう精神的な関係性が大きそうですが。
手の汗は、その量により支障が出る時・自分でも気持ち悪い時などは
指先だけ出る手袋でパソコン作業したりと、これからも上手に付き合っていくつもりです。