我が家では、私が冷えとりをしている影響ではないですが、家族もみなお風呂上りに清潔な靴下を履き過ごしています。
旦那さんは普通の靴下を履いて過ごして就寝し、朝はその靴下のまま会社に出勤。子供は以前、水虫のような症状があった際に綿の五本指靴下を履いていました。
その後すぐに症状は治まったのですが、本人的には五本指靴下が気持ちよかったそうで、歩きやすさと保温も兼ね、その後もずっと履き続けていました。
2人とも部屋の中でスリッパを履かないということもあり、靴下がスリッパ替わりということもあるのかもしれません。おかげで私は毎日床掃除にいそしんでいます(笑)
しかし暖かくなるにつれ子供が靴下を履かずに過ごすようになり、旦那さんもその日の気温によって脱いだり履いたりするようになってきました。
それぞれの体温調整 経験から見出したものがある
私はご存知の通り、靴下の重ね履きをしているため靴下を脱ぐのはお風呂に入っている時のみ。それ以外はどんなに暑くても靴下は重ね履きしています。
ではどこで体温の調整をするかといえば上半身。
特に私はのぼせやすいのが自分でもわかっているため、上半身を軽くしておけば全身のバランスがとれて調子がいいのです。
下半身 >>>> 上半身
という感じ? これはあくまでも自分の場合で、経験的につかんだバランスのとり方でした。だから冷えとりを始めて、これまで自然にそれをしてきたことに驚きました。
ただ、そんな体温の調整の仕方は人それぞれ。
この間の夜も、蒸し暑い部屋のベッドに寝転んだあと、
「暑くなってきたね~」
と言いながら靴下を脱いでいました。これが旦那さんの体温調整法(笑)
それまでは二階の寝室に比べ、一階のリビングは温度が低いこともあり靴下を履いていた旦那さんですが、二階の気温に即座に対応し靴下を脱ぐという臨機応変さに、私はちょっと感動してしまいました。
私はどちらかというと、急に起きた出来事にうまく対応できず、その結果
「我慢する」
という選択をしてしまいがち。
ですが旦那さんは「暑かったら脱ぐ、寒かったら着る」といたってシンプル。
私はそこでつい、「冷えとり的には・・・」な~んて頭で考えてしまうので、旦那さんのちょうな直観的な行動には憧れる部分もあるのです。
私から見たら、冷えとりの知識からしても
「暑かったら上のパジャマを半袖にしてみたら?」
と言いたくなるところなのですが(いえ、実際には昔はそう言っていたのですが)、人にはそれぞれの自分で見つけてきた体温調整法があるということがよくわかったので、微笑ましく見ています。
靴下を脱ぐ際に「ポイッ」と効果音をつけていたことがなんだかおもしろくて(^-^)
冷えとりを始めた頃はつい人に冷えとりの良さを押し付けがちだったのですが、今はこうして相手の行動を楽しむ心の余裕もできました。
旦那さんのように男性の体温というのは、女性とは筋肉量が違うので発熱量も違うはず、だから感じる体温と言うのは多分違うのでしょう。
私が寒いと感じても旦那さんはそう感じていないのだろうし、そこに無理矢理冷えとりの知識を押し付けるのはやっぱりおかしいですものね。今思うと恥ずかしいです・・・
心に余裕が出来た、というのでしょうか。
まだまだあたふたしたりテンパったりすることも多いですが、冷えとりのおかげで成長できた部分もたくさんあるな~と感じています。