冷えとりには「足浴」だけでなく「手浴」が良いとは知っていましたが、なんとなくやろうという気持ちにはなれませんでした・・・
足浴は単純に
「足が暖かいと全身が温まる」
という感覚が想像できるのですが、手を温めてもね・・・となめてかかっていたというか(笑)
体が温まるというよりも「ホッとする」効果が絶大
手浴をしたことがなかった理由としては、
「心の余裕がなかった」
ということもあると思います。効果がどれほどかわからないものに対し、時間をとるのがもったいないと感じていたのかもしれませんね。
素敵な女性なら、好きなアロマオイルを垂らして手を温めリラックスする・・・ということを生活に取り入れていそうですが、悲しいかな日々の生活に追われ、そんな心の余裕をなくしていました。
もちろん、今も心の余裕があるわけではありませんが、手浴の心地よさを知ってしまったのは、「主婦なら誰でもやっている家事」をしている最中でした。
それは、
「お湯で食器を洗う」
ということ★
私はいつも、シャワーの設定温度である42度で洗い物をしています。その方が洗剤が少しでも汚れが落ちやすいし、洗った後もすぐに乾くから。
冬場は多少ガス料金が高くなるのは仕方ないと割り切って、気持ちよく家事をすることを優先させています。
そんな冬のお湯を使っての家事ですが、これまで一度も感じたことがなかったのに、ある朝の食器洗いの際、時お湯を張った容器に食器を入れすすいでいたところ、全身がポカポカと温まってきたのを感じたのです!
あれ~?なんでこんなに体があったまってきたのかな~?
最初はそれが「手を温めたこと」による効果だとは気付きませんでした。しかしそんな朝家事を何度か経験するうちに、
「そうか!手を温めると体が温まるんだ!」
と気づいたのです。
ここのところの朝の寒さは日に日に厳しくなるばかりで、起きてすぐにストーブをつけてもなかなか部屋の中が温まりません。朝食を食べ終わる頃になってもまだ体はカチカチなまま。
でも、食器を洗っているとだんだん体が暖かくなってきて、それと同時にリラックスするというか、身体の緊張がほぐれていくのを感じたのです。
そこで、食器を洗い終わった後、改めてお湯を流し桶に溜め、手を温めるだけのために両手をつけてみました。
手の乾燥が気になるので、食器洗い用のゴム手袋をしたままだったのですが、ゴムを通しても暖かさがじんわりと伝わってきて、なんだか気持ちが柔らかくなってくるのがよくわかりました。
それでやっと、
「そっか、手浴ってこういう効果があるのね~」
と気づいたわけです^^;
ただ不思議なのは、お湯が気持ちいいと感じる日もあれば、特にそう感じない日もあり。室温の違いやストレスの具合などの違いがあるのでしょうか。
でもそれ以来、気付いた時には食器洗いのついでに手浴を楽しんでいます。
ここでのポイントはあくまでも「食器洗いのついで」ということ(笑)
なにせ面倒くさがりなので、手浴だけのためと考えると途端に億劫になったりするせいかくなので^^;
あぁ、でもホント、手浴に癒されてます~(#^.^#)
疲れているのかな、私(笑)