以前にも書いたことがありますが、
いくら冷えとりが心地よくて素晴らしいからとはいえ、人に勧めるのはいろいろと壁があると思っています。
私などは、ついつい 自分の大切な人に同じ気持ちにしてあげたくて、
相手が困っているのも気付かずに 冷えとりの良さをアツく語ってしまうことも。
「してあげたくて」 って・・・
これって、エゴ以外のなにものでもありませんね。
でも、例えば自分の家族とか、特に高齢の両親には いつまでも元気でいて欲しい一心で、
つい、冷えとりを語り過ぎてしまうことも。
大分昔の事ですが、マクロビオティックにはまっていた時に、
母に会うたび
「そういうものを食べちゃダメだよ」 とか
「白米はやめて玄米を食べて」 とか、
今思い出しても本当に迷惑極まりないことを言い続けたものでした。
それもこれも、相手を思うがゆえ。
自分の気持ち主導で、相手の事を思うと言いつつ、まったく思いやっていないという結果になってしまったという。
今も、自分が冷えとりをしていて、本当に快適で心地よくて、
ついつい人に勧めたくなる衝動にかられる時があります。
喉まで出かかった
「あのね! 冷えとりって言ってね・・・」
という言葉を、グッと飲み込むのに いつも苦労しています。
そんな時に出会った、冷えとりアドバイザー・鈴木洋子さんの言葉。
誰かに冷えとりを勧めたくなった時は、
「その人の分」 と思って、自分の靴下の枚数を増やせばいい
読んだ瞬間、目からうろこがボロボロボロ~!! でした。
まず自分がその人のお手本になり、その人の代わりに自分が冷えとりをし、
そうすることに、「その人が大切なのだという想いは伝わる」 と言うのです。
それ・・・一番楽な 「おススメ方法」 じゃないですか!
自分が今以上に冷えとりができて、
さらには 大切な相手に気持ちが伝わるなんて・・・一石二鳥!?
「いいよいいよ~!」
「おススメだよ~!!」
言葉だけじゃなく、伝える手段っていろいろあるのだなぁと感じました
ちなみに、冷えとりアドバイザーの鈴木洋子さんですが、
以前にも紹介させていただいたことがある、相模大野にある冷えとりショップ 「安家座(あかざ)」 さんだそうです。
鈴木さんのお人柄は 冷えとりガールの間では有名だそうで、
いらっしゃるだけでその空間がかわるとおっしゃる方も。
なかなかユーモアもある方だそうで、
「めんげんが痒ければ、掻いて 血が出て 身が出て(!) 骨が出ても(!!)掻きむしりなさい!」
とおっしゃるのだとか。
それでも 掻きむしった跡は残らないと、自分の経験からおっしゃっているそうです。
以前にも
「自分が冷えとりで健康になって楽しく暮らしていれば、きっと周りから理由を知りたがるハズ」
と書きましたが、
それはやっぱり間違っていなかったようです。