以前にもこのブログで取り上げた「水毒」の話。 「水毒」 という言葉をご存知でしょうか? 水毒とは 漢方医学において、人体に水分が溜まり、排出されないことによって起こるとされる諸々の症状のこと。 冷え・めまい・頭痛・アトピー・鼻炎・喘 ...
水毒と冷えとり
この記事を書いたのは昨年の三月でしたが、同じような季節になったからでしょうか、またしても水毒に関して気になってきました。
黒クマ・あごのたるみも水毒によるむくみかも!?
昨年水毒に関して調べた際は、足のむくみが気になったからでした。
足のむくみに関しては、かなりの重度のむくみ方を目の前で見たことがあり(指で脛を押すとそのまま戻らない!)、
「妊娠中ですらこんな風になったことはないから、私はむくみとは無縁なんだ」
と思ってしまっていたのです。
さすがにあれほどのむくみは治療を要するレベルなのでしょうが、私も日々の生活にむくみを解消するということを意識して取り入れたほうがいいのかもしれない、と思うようになりました。
ここでやっと、第一段階として自分におけるむくみを受け入れられたわけです。
昨年の寒い時期にむくみが気になった時は、運動をしたり水分に気をつけたりとしているうちに気温も上がっていき、汗をかきやすくなったせいか、次第に不安は消えて行ってしまいました。
しかし今、寒さでついつい体が縮こまってしまう季節になり、意識して運動をしなければ汗をかけないようになり、それなのに寒いからと暖かい飲み物を摂ることが多くなり。
「冷たい飲み物ではないから・・・」
と、暖かい飲み物だからいいだろうとつい気が緩んでしまいますが水分は水分。許容量を超えればそれは毒にもなるでしょう。
実はここのところ、舌がむくむことが多くなり、それで再び水毒について考え出したのですが、ある意味これは「良いサイン」だと思うのです。
日によって舌に歯形がついてしまうのは昔から日常茶飯事で、
「もしかしたら私は人よりも舌が大きいか、顎が小さいのかも」
な~んて、なんとも自分に都合のいい方に考えていました。
しかし水毒を調べて行ったところ、驚くようなことに辿り着きました。
それは
目の下のたるみやあごのたるみも水毒の可能性も
ということ。
目の下のたるみはある時急に気づいたのですが、
「加齢には逆らえない」
と諦めていたし、あごのたるみだって同じ。これはもう「抗えないこと」と受け止めていました。
が、もちろん加齢もあるでしょうがそれだけとは言い切れない場合もあるようで。そう思うのは、目の下のたるみが急にひどくなったと感じたことがあったから。
人ってこんなに急に老け込むのかしら?と思ったのでよく覚えています。時期はハッキリ覚えていませんが、むくみを感じた頃と同じ時期だったかもしれません。
気になる水毒の解消方法ですが、基本的には水分を摂り過ぎず、刺激物・濃い味付けのものを摂り過ぎない、カフェインの入ったものは胃腸が弱っている水毒症の人には負担が大きいので飲み過ぎない、などがいいようです。
そして一番驚いたのが、水毒を解消するために運動をするのはもちろん良いことなのですが、これらのことを実行した上で運動をしないと効果がない、ということ。
私はこれまでずっと、
「運動一番、次に水分」
という位置付けできましたが、水毒の場合はまず水分量の調整が重要なのだそう。水分の調整をまずしないことには、いくら運動をしてもむくみが取れないしダイエット効果もないというのですから・・・知らないとは恐ろしいですね(>_<)
そこで思い出したのですが、以前マクロビオティックでも有名な「七号食」という食事療法を、独学ですがしたことがあります。
断食ではなくほどよい量の玄米を食べることができるため、ひもじい感じはしないのですが、何が一番辛かったって「水分が決まった量しか飲めない」ということでした。
普段から水は飲まない方だと思っていたし、水が飲めないことが辛く感じるなど、想像もしていませんでしたが、私が実践した七号食では、
「水分は一日二合(360cc)以内」
というもの。
この360ccが、あれほどまでに足りないと感じたのはあの時だけだったでしょう。
当然のことながらゴクゴクとは飲めない量なので、チビチビと、まさに舐めるように大切に飲んだものでした。
そして七号食を数日続けて気づいたのは、顔がなんとなくスッキリしたということ。当時は
「水を飲んでいないのだから当然」
と思っていましたが、今思えばあれが私にとってのちょうど良い水分量だったのかもしれません。
あれほどまでに極端に量を減らさなくとも、それに比較すれば今は「水分の摂り過ぎ」と言わざるを得ないでしょうね・・・
これまで何度か行ったことのある岩盤浴も、上半身ばかりが火照ってしまい、すぐに足が冷たくなると感じていたのですが、どうやらそれも水毒に関係がありそうです。
友達は
「岩盤浴に行くと足がポカポカになって気持ちいい」
と言っていたので、どうして私は上半身ばかり火照るのだろう・・・と気になっていたのでした。
これらの事に気付いたのだから、これはここでしっかりと水毒と向かい合いなさい、ということなのかもしれませんね。
運動ももちろん毎日続けますが、まずは水分の量を調節してみて、自分に丁度いい水分量を探してみたいと思います。