この年末年始に、一度はどうしても行きたいと思っていたところ、それは「日帰り温泉」。
日帰りではなく一泊でもいいのですが、なかなか時間が取れないので手軽に日帰り♪
特にこの時期、冷たい空気の中「寒い寒い」とつぶやきながら露天風呂に入るのがもうたまりません!本当に気持ちいい~(^-^)
帰りの車の中はさぞかしポカポカになるかと思いきや
その日は朝も早い時間から日帰り温泉に向かい、時間の許す限り入っていようね!と意気込んでいました。
実際、時間を決めて落ち合ってお昼ご飯を食べたりする以外、思う存分温泉施設を楽しみました。久しぶりに岩盤浴も楽しんで体はもうポッカポカ!
そうそう、余談ですが今回の日帰り温泉で、お昼を食べる時に館内着に着替えていたのですが、半袖&ハーフパンツというもの。
お風呂上がりはそれがちょうどいいくらいですが、やはりご飯を食べていると足元からだんだん冷えてくるのを感じます。
これまでも何度か行ったことがある温泉だったので、今回はハーブパンツの下に履こうと「ウールスパッツ」を履いて行きました。
お昼を食べるまでの一時間はたっぷりと岩盤浴を楽しみ、その後ウールスパッツを履いてハーフパンツを履いた所、お昼ご飯を食べ終わるまで下半身はポカポカ★
いつもなら足の寒さが気になってゆっくりできなかったのですが、今回はウールスパッツに包まれていたおかげでリラックスできました。こういうの、とても大事ですよね。
食後はまた落ち合う時間を決め、それぞれ思い思いに温泉を楽しみました。何度もあちこちのお風呂を行ったり来たりして、普段家のお風呂だと寒くて凍えていたのですが、館内は暖かくてとてもリラックスできました。
十分に温泉を堪能し、さぁ帰ろうということになったのですが、これだけ温まったにも関わらず、やはり帰りの車の中では急速に足元が冷えていきました・・・
陽も落ちかけていたので足元には暖房も入れていたのですが、それでも上半身と下半身の温度の違いを感じとることができるほどでした。
これは・・・自分だけのことなのか、それとも多かれ少なかれみんなそうなのか?
なにしろ体のことは自分の事しかわからないので、他の人と比べようがありません。
なんでかな~と考えていた時にフト、昔のことを思い出しました。
それはもう20年以上昔の事、もちろん冷えとりなんていう言葉も知らない頃の話。
当時は寒いとか暖かいとかそんな事よりも大切なのは
「ステキな服を着ているか、着こなしているか」
ということでした。今考えれば愚かなことですが、年齢的に仕方なかったのかもしれません。
それは暮れのディズニーランド。当然のことながら夕方以降はしんしんと寒くなってきます。
その時はズボンを履いてはいたのですが、いつものように足先は冷えていました。
しかしなぜか急に足先が暖かくなり、夜外にいるにも関わらず、まるでお風呂に入っているかのようにポカポカとしてきたのです。
その感覚が自分でも不思議で不思議で、どうしたんだろう?と思いつつも、
「あぁ、足が冷たくないって言う人の感覚ってこんな感じなんだ」
と羨ましく思ったことを鮮明に覚えています。
風は冷たく頬は赤くなるほど冷えていましたが足はポカポカ。でも本当に不思議なくらい、全身が寒いと感じなかったのです。今思えば上半身と下半身のバランスが取れていたのかも。
そんな体験をしたのはその時だけ。以来、足が暖かいと感じるのはお風呂に入っていたり寝ている時以外、冷えとりを始めるまでは感じたことがありませんでした。
日帰り温泉で暖まって帰ってきた時の車内で、フト思い出したずいぶんと昔のこと。
あれから冷えとりを知り、生活全般において冷えとりを取り入れ、昔に比べればずいぶん冷え性は改善されただろうと思っていたのですが・・・
長年冷えて来た体はそう簡単には改善されないのかもしれませんね。
そしてディズニーランドで体験したあの足の暖かさの感覚。あれこそが私の求めている事。
外気に影響されず、自分の身体から発せられる熱、それで足は常に暖かい状態。
まだまだ時間はかかるかもしれませんが、私の冷えとりの目指すところはそこなのかも。
そんなことを考えたのでした。