昔から生理痛はなかった方でしたが、ごくたまに生理前・生理中の痛みを感じたことはありました。
独身時代などは、あまりに辛い時には鎮痛剤を飲むことも。
何年かに一度の痛みだから、薬を飲んで和らげる程度なら体に負担はない、と思っていました。
仙骨に湯たんぽをあててみたらすぐに生理痛が緩和した!
そして今、PMSなどもあるのでしょうか、若い頃に比べて生理前にお腹が痛いと感じることが多くなりました。特に、若い頃には全く感じなかった排卵のタイミングでの排卵痛を感じるようになり、子宮に意識が行くことが多くなった気がします。
これについて私は結構前向きに受け取っていて、
「昔感じられなかったことが今は感じられるほど、身体から症状が出やすくなっているのだ」
と思っています。
自分でも呆れるほどの鈍感だった若い頃、今はその反省も含め、身体からのシグナルに気付けるようになったのだ、と。
そして、そんな時は足元の湯たんぽを作るついでに、小さい湯たんぽも作っておきます。
これ、Fashyの子供用湯たんぽなのですが、素材がゴムで柔らかいので、お腹にあててもプラスチックの湯たんぽのように反り返ることもなく、お腹のカーブにそっと寄り添って温めてくれるから便利。
お湯が沸かしたての時にはタオルで包み、冷めてきたらタオルをはぎ・・・と、「気持ちいい」と思える温度に調節しています。
本当は「こんにゃく湿布」をするのが一番なのでしょうが、手軽にやるならこんなアイテムを使うのも手ですね。
そして、そのこんにゃく湿布の湯たんぽバージョンということで、その湯たんぽを背中側・腎臓のあるあたりにも当てます。こんにゃく湿布では、腎臓・肝臓・丹田を温めますから、それを真似して。
こんにゃく湿布をすると身体の疲れが取れるので、子宮を温めるついでに疑似こんにゃく湿布の効果を得ようという作戦です(笑)
ところが、背中を温めているうちに、いつの間にかお腹の痛みが緩和されたのには驚きました。まったく予想していない部分の痛みが取れるのにはちょっと驚きましたが。
そこでちょっと調べてみたところ、生理痛を緩和するには、より子宮に近い仙骨を温めると良いとあったのです。
仙骨とは、【脊椎の下部に位置する大きな三角形の骨で、骨盤の上方後部に位置する】とされています。尾てい骨の少し上の方という感じでしょうか。
(出典:最強の7分間「仙骨」ダイエットの方法と効果)
実は子宮はお腹側から温めるよりも、仙骨側から温めたほうが距離が近いのだとか!
しかも、お腹は脂肪があり熱を遮断しやすいため、子宮を効果的に温めるのなら断然仙骨を温めたほうがよい、というわけです。
確かに、背中に当てて椅子の背ではさんでいた湯たんぽですが、ちょっと体を動かせば下に落ちてしまい、面倒になったのでそのままにしておいたのですが、それが偶然にも仙骨に近い場所にとどまっていたため、結果的に子宮を温め痛みを取るということに繋がったのでしょうね。
私のように家にいられないという方はホッカイロを貼ってもいいでしょうし、ちょっとしたマッサージなども効果があるようですよ。
「仙骨マッサージ」のやり方は簡単で、マッサージオイルを使い仙骨まわりを下から上にらせん状にマッサージしたり、円を描いてあげるだけ。
これで仙骨が温まるだけではなく骨盤の動きもスムーズになるのだとか!日常的に両手で仙骨を包み込むように温めてあげることで冷えを解消する効果も期待できるそうです。
私は仙骨マッサージを知る前から、両手をお尻の上の当たりに乗せて手の温かさで温める・・・ということをしていましたが、それは理に適っていたことだと知ってなんだか嬉しい気分です。
これからますます寒くなって行きますが、ちょっとしたことで身体の冷えと取って行ければいいですね。