以前、「仙骨カイロ」の話題にふれました。 先日マッサージに行った際、お腹のポッコリが気になったことを担当の方に伝えたところ、 「むくみで水分が代謝できていない状態ですね」 というようなことを言われました。 ホットヨ ...
仙骨にカイロを貼ると下半身がポカポカで冷えを解消
このことを知って以来、私も強い冷えを感じる時や頻尿を感じた時などに仙骨にカイロを貼って過ごしてきました。即効性があってお気に入りのお手当方法です。
そんな仙骨に関して、新たなお手当方法を知りました。それは仙骨シャワーです。
仙骨を温めるとなぜ良い?
仙骨シャワーとは、その名の通り仙骨にシャワーをあてるというもの。ではこれによってどんな効果が得られるのでしょうか?
その前に、仙骨を温めることがなぜいいのかを振り返ってみます。
仙骨には重要な自律神経や血管が集中していますが筋肉や脂肪が少なく、外からの熱や刺激が伝わりやすいのだそう。
また、仙骨の前には自律神経が通っており、この部分を温めることで自律神経の中の副交感神経が刺激されると血管が広がり、血流をよくしてくれるといいます。
それと同時に、血液とともに流れているホルモンの巡りもよくなるため、仙骨にカイロを貼ると効果があらわれやすいのだそうです。
仙骨を温めることにより、「血流アップ」「自律神経を整える」「ホルモンの流れをよくなる」ことなどから、体を温めるだけでなく、心の悩みまでも解決できるというのです。
仙骨シャワーの代わりに小豆や米ぬかでも
さまざまな効果が得られる仙骨の温めですが、今回は「安眠」という観点から見ていきます。
そもそも事の発端は骨盤エクササイズのレッスン前、先生と雑談中に生徒さんの1人が「最近眠れなくて・・・」と言ったことからでした。
それを受け先生から、「仙骨にシャワーをあててから寝るとぐっすり眠れますよ」とのアドバイスがありました。
私は仙骨を温めることによる効果を知っていたので、なるほどと思いました。そして今回、もう一度仙骨カイロの記事を振り返ってみて、仙骨シャワーが安眠に繋がる理由も良くわかったのです。
自律神経を整えることで眠りの質はよくなるということは良く聞く話ですが、先ほどお書いた通り仙骨を温めることで自律神経が整います。
これを半身浴でやろうとすると時間がかかってしまうのだそう。20~30分くらいで温まるのだとか。
冷えとり半身浴をしている人にとってはいつも通りの入浴時間と言えますが、忙しい人にとってこの時間がなかなかとれないという方もいるでしょう。
そんな時はシャワーを仙骨に5分くらいあてるだけで、しっかり中から温まって自律神経が整うのだそうですよ。半身浴よりも手軽です。これで布団に入ればぐっすり眠れますということでした。
確かにシャワーなら時間がない人にも手軽でいいですね。でも生徒さんの中でこんなことを言う人が(笑)
「先生、お湯がもったいないです!」
わかります、主婦的に。5分もお湯をジャージャー流しっぱなしなんて確かにもったいない!
そんな時は先日も書いた仙骨カイロがいいのでしょうが、先生曰く「シャワーをあてるというのは水分があることが大切だから」なのだそうです。
だからこの場合、仙骨カイロではなく、小豆や米ぬかを使うのが良いのだそう。簡単に手作りできます。
小さな袋に小豆と塩・もしくは米ぬかと塩を入れて出来上がり。レンジでチンすれば繰り返し使えます。
この時、塩を入れることが重要なのだそうです。というのも、水分を含んでいるため、仙骨にあてた際に蒸気で蒸されることで効果を発揮するのだとか。
市販の物でも似たような物がありますね。
夜なかなか眠れないのは辛いです。早く寝なきゃと思うほどますます目がさえていきます。
そんな時は仙骨シャワーを思い出してみてくださいね。手作りが得意な方ならプレゼントしてあげるのも喜ばれるかもしれません。