冷えとり三種の神器!?「冷えとり」「心」「食事」
10年くらい前から、
本を読んだり講習会に参加したり料理教室に行ってみたりと、
こちらも ゆる~く食事の健康法に取り組んでいました。
私が始めた頃は今のように 「マクロビオティック」 というオシャレなものではなく、
「玄米菜食」 というもの。
のちにマクロビオティックを知った時には、
「動物性ナシで ここまで美しく美味しそうな料理が作れるのね」
と目からウロコでした。
とはいえ、玄米菜食にしろマクロビオティックにしろ、
きっちり取り組むのは苦手^^;
必ず無理がきます、自分の場合。
なので、この10年間で私なりに実践したことは、
・主食をなるべく玄米に
・黒い色の食べ物を選ぶ(白ゴマより黒ゴマ、白いパンより黒いパン)
・季節の野菜を食べる
・根菜を積極的にとる
ということでしょうか。
今から数年前ですが、
厳格な「7号食」 をしたことがあります。
断食よりもわずかながらの穀物を食べられるので、
辛かったのは最初の2日間だけ、あとは体が軽く眠りも深くなり快適でした。
その頃は
「食事こそが体を変える」
と信じて疑わなかったので、これで体質は変わると期待していたのですが・・・
なんというか、思ったほどの効果はないというか。
ただ、「こんなものだろうなぁ」 という諦めの気持ちもあったので、
それからもゆるゆると玄米菜食に取り組んできました。
ところが冷えとり健康法を知り、
靴下の重ね履きや半身浴、湯たんぽをしただけで
長年の冷えはあっさり解消。
食事療法では決して良くなることのなかった、
足先の冷えは あっという間に、それも苦も無くなくなったのです。
こんなラッキーなことがあっていいのかしら。
そんな時、偶然見つけた841さんのある日のブログ記事。
・・・中略・・・一番興味深かったのは
●食べ過ぎ
●足を冷やす
究極の選択でどっちをするのが悪いか?で、足を冷やす方が悪いという解答。
なぜなら足を冷やすと食べ物の好みがおかしくなって
食べ過ぎにばかり気をつけていても感覚が狂ったままという事に。だから食事療法で病気を治そうとしている方は冷えに注意していないと効果が今ひとつという結果になります。
私も20歳くらいの時に厳密な食事療法を経験していますのでよく分かりますが食事だけでは治らないです。
もちろんある程度は治りますよ。
でも食事療法をしてさらに頭寒足熱を心掛ける。これが一番です!冷えとり健康法は「冷え」「食事」「心」とすべて揃っているのが素晴らしいです。
だいたいの健康法は食事なら食事だけ~、心なら心だけ~となってしまいがちなので。
しかも5~10%くらいは冷える事してもよい、冷える物食べてもよい。
反対の物ちょっと取り入れると逆にそれに負けじと体が強くなるのです。
そのゆるさが厳密に他の健康法をやっている方をほっとさせてくれます(^^)。
もう・・・まさにこの通り!!
食事療法が悪いとは決して言いませんが、
期待を込めて実践しても、思うほどの効果が得られなかったのは、経験した人にしかわからないかもしれません。
病気治しで玄米菜食を始めた方はまた違った感想を持つかもしれませんが、
少なくとも私の場合、食事療法で冷えはとれませんでした。
これは体質にも大きく左右されると思いますが。
~だけ食べればよい、~だけ飲めばよいというような健康法が、
全ての人には当てはまるとは限りません。
冷えとりも、食事や心が揃ってこそ、本当に冷えがとれるのでしょうね。
この件に関しては私は身をもって経験しているので、
ウェイトをおくとしたら、「冷えとり>心>食事」 が自分には一番合っていると思います。
特に冷えとりをしていると自然に心も整ってくるので、
冷えとり=心>食事
かもしれないな~。
少し前なら玄米が食べられないことに罪悪感を感じることが多かったですが、
この記事を読んでからは
「まずは冷えとり! 玄米は食べられるときに食べればOK。」
と思えるように。
これで 「心の冷え」 はひとつ減りましたねw
冷えとりを始めてそろそろ1年が経とうとしていますが、
まだまだ知らなかったことがたくさん!!
楽しいなぁ^^