先日、北里研究所で日本初の「冷え症 外来」を開設した、渡邊賀子先生の「正しい冷え性対策」のブログ記事を書きました。
詳細はこちら 正しい冷え性対策とは 冷え性外来開設の渡邊賀子先生のお話
そんな渡邊先生の、参考になるインタビュー記事を見つけたので今日はそのお話。
リラックスすることが一番の冷えとり?!
そのインタビューが掲載されていたのはこちらのサイト。
羽毛布団のサイトなだけあって、多方面のスペシャリストから「眠り」に関する専門的な半紙を伺うこのコンテンツ。専門家の言葉だけに重みがあります。
渡邊先生は漢方医の医師なので、冷えを漢方という観点から語っています。
それとは別に、「リラックスすることが冷えをなくすコツ」とおっしゃっていました。
冷えを治したい!と思うとまず体を温めることから始めると思いますが、もちろんそれも大事な事だけど、実はリラックスすることが意外に重要なことだったりします。
これは私も冷えとり歴5年の中で、実際に感じていたことの一つです。
私は性格的にストレスを抱えやすく、それが冷えを作り出しているという事を経験的に知ったのです。
だから渡邊先生がおっしゃたことが、スーッと入ってきました。
では、リラックスすることについて、「これをすると良い」ということはあるのでしょうか。
「戦闘モード」というとなんだか物々しいですが、仕事をしている状態もある意味「戦闘モード」と言えるかもしれませんね。賃金をいただいている以上、中途半端な仕事はできません。
それゆえに、一人で背負い込んでしまうことも多々あるでしょうし、自然と肩に力が入ってしまう方もいるでしょう。ではどうすればそんな「戦闘モード」を解除できるのでしょう?
なるほど!
確かに仕事から疲れて帰って来て、家に着くとホッとする経験は皆さんおありだと思います。
ただそれは、単に「家に帰ってきた」ということだけでなく、家の中の匂いやその全てが、五感が自然と緊張をゆるめるていく効果があるのですね。
家の匂いというのは生活が染みついた匂いで、たとえそれが他人からしたら落ち着かないものであっても、家の匂いを嗅いだだけで「帰ってきた!」と安心しますよね。
たったそれだけのことなのに、緊張をゆるめる効果があるなんて!
逆に言えば、それだけ外では体がガチガチに固まっているという事ですよね。
アロマの香りを炊くのもいいけれど、いつもの我が家の匂いそれだけで、人は知らず知らずのうちにホッとするものなのですね。
そこに半身浴をして体をほぐしたり、靴下の重ね履きで足元を温めれば、心も緊張もほぐれていきそう!暖かいって、それだけで癒しの効果があるような気がします(^-^)
また眠る時に締め付けるのはNGだそうで、血流を妨げるようなガードルや靴下(きついもの)は控えると、より体はゆるんでリラックス状態を作り出せるそうですよ。
冷えとりをリラックスという観点から見てみましたが、重ね履きでもなく半身浴でもなく、マインド次第で冷えを解消したり、また強い冷えを作り出してしまうのですね。
心穏やかに過ごす。。。それだけでなんだか冷えがほぼ解消できちゃいそう!