今日から6月。
雨や曇りの天気予報も増え、関東地方もいよいよ梅雨入りが近いのかな~という感じ。
4月に芽吹いた庭の木々も、ここにきてさらに緑が濃くなって葉や枝の伸びがよくなってきました。この葉っぱでできた木陰が、真夏の強い日差しを遮断して心地よい風を運んでくれると思うと、自然って本当にすごいなと今更ながら感動させられます。
さて、そんな季節の冷えとりですが、どんな風に進めていったらよいのでしょうか。
腹八分目は永遠の課題
ジメジメとして湿気が多い梅雨の時期。消化器は湿気に弱いですが、消化器の毒が出やすいのもこの季節。冷えとりをしてどんどん毒出ししましょう。
冷えとり健康法ではすでに夏の毒出しが始まっています。夏の毒出しと言えば心臓!
先ほども触れたとおり、湿気に弱い消化器は、毒がたまると心臓や腎臓に助けを求めます。しかしこの時期は心臓の毒出しの時期なので、消化器を助けることができません。
ということは、心臓に負担がかかるようなことをしない方がよさそうですね。
心臓に負担をかけない冷えとり的生活とは、
靴下の重ね履き
半身浴
腹八分目
ストレスをためない
ことなどがあげられると思います。特に心臓に負担をかけないように心がけたいのが腹八分目ということ!
これがなかなか難しいですね。靴下のかさね履きや半身浴・運動は定着しましたが、腹八分目は頭ではわかっていてもつい・・・おなか一杯になるまで食べて後悔することが多いです。
冷えとりを始めて6年近くになりますが、これだけはいまだにできていません。冷えとりだけでなく、人間が健康に生きていくうえでも大事なことであり、そして難しいことなのかもしれません。
関東地方は梅雨入り前にもかかわらず、真夏のような暑さの日もあり、「靴下の重ね履きなんてとんでもない!」と思われる方も多いでしょう。
私も「さすがに今夜は湯たんぽはいらないかな」と思う夜もあります。
しかし、今の季節は寝る時は暑くても明け方にはヒンヤリとすることも多く、足元に湯たんぽがあるとホッとすることも多いです。
寝る時には布団から足を出していても、寒いと感じたら自然と湯たんぽのそばに足を置いている、そんな感じでもいいかと思います。
また、暑いからと言って素足ではなく、かといって冷えとり靴下の重ね履きもちょっと・・・というのであれば、靴下一枚でもいいから履くだけで全然違うと思います。
まずは自分が冷えているということに気づくこと。そのためには、暖めてみることで気づくこともあるかもしれません。
梅雨時期、体の表面は暑いけれど内面は案外冷えているもの。ぬるいお湯で半身浴をゆったりと楽しみ、体の冷えに気づいてあげる準備期間としてみるのもいいかもしれませんね。