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冷えとり 半身浴の温度

2013/12/05

冷えとりを始めたばかりの頃って、
とにかく頭でっかちになりがちというか、マニュアル通りにしなきゃ!という気持ちが強いかと思います。

 

というか、
冷えとりをしている人・興味を持つ人って、性格的にとっても真面目な方が多いのでは?と思うのです。
なんとなくですけどね。

あ、私はちょっと例外かもですが(苦笑

 

でも、マニュアル通りにというのは当然かもしれませんね。
なぜなら、これまでに経験したことがないことをするのですから。

 

特に靴下の重ね履きなどは、
「必ず一枚目に絹の五本指、二枚目には綿かウールの五本指、
その後、絹の先丸、綿かウールの先丸・・・と重ねていく」
という、守らなければいけない最低限のルールがあるからです。

 

そういう、絶対にはずせないルールが結構あって、
それらを実践しているうちに、
「あれはこうじゃなきゃ」
「これはああじゃなきゃ! じゃないとダメ!!」
と、知らず知らずのうちに頭がカチコチになってしまう気がします。

 

で、そうこうするうちに、心もカチコチ、足先もカチコチ・・・みたいな。

 

ここまで頭をカチカチにする必要はないし、
冷えとり生活がうまく進むと、なぜか自然と
「ま、いっか」
と思えるようになるのですから不思議です。
是非、そうなるんだ~と楽しい気持ちで冷えとりを続けて欲しいと思います。

 

 

さて、すっかり寒くなってきた今日この頃、
半身浴も、1時間入っていたらすっかりお湯の温度が冷めていませんか?

 

これは私が今よりもさらにさらに頭がカチコチだった時のお話。

マニュアル人間の私は、

みぞおちから下あたりをお湯につけ、腕も外に出します。
体温より少し高い程度(37~38℃)のお湯に、最低でも20~30分つかります。
体の芯から温まり、じわじわ汗が出るし、湯冷めせずに済みます

と書いてあれば、
「お湯の温度は37~38℃ でなければならない !!」
と、書かれている温度を死守しました。

 

もちろん、寒い時期などは汗が出てくるどころか、
お風呂に浸かっていながら寒くてくしゃみが出てきます。

 

でも
「本には 【体の芯から温まる】と書いてある。 温かくならないのは自分の体が冷えているせいだ」
と、ずーーーーっと思っていました。

 

我ながら、変な部分にだけは素直です。

 

しまいには、温まるどころか体中が冷え切ってしまい、
湯船から洗い場に出た方が温かい状態になっていたり、お湯の中で鳥肌がたっていたことも。

 

とにかく、
本に書いてある事が全て、そうならないのは自分のせい、
と思い続けてきました。

 

私、絶対にクレーマーにはならない性格だと思います(笑

 

でもある時、
「寒かったら温め直せばいい」
という事を聞き、目からうろこがボロボロ落ちました。
確か、冷えとりショップの841さんにメールをしたのだったと思います。

 

これは本当に衝撃的というか、
これまで盲目的に「38℃・・・38℃・・・それ以上でもそれ以下でもない・・・」
と呪文を唱えるように実行していたので、
温め直すなんて、これっぽっちも選択肢になかったのです、不思議なことに。

 

でも考えてみれば当然のことですよね。
住んでいる場所の気温は皆違うし、家の環境だって違います。
マンション住まいの人のお風呂の温度と、戸建ての家のお風呂の温度も違ってくるでしょう。

 

うちなどは給湯器とをお風呂をつなぐパイプに一旦お湯が通るタイプのため、
冬は急激に温度が下がっていくのです。
だから38℃で設定してお湯を張ったとしても、実際には37℃以下、もしくはすぐにそうなるでしょう。

 

それに、設定温度を入れてお湯を張ったとしても、
給湯器の温度設定だって疑わなければならないかもしれませんね。
本来ならば、湯船に張ったお湯の温度を直接温度計で測れば正確なのですが、
つい、便利さを取ってしまった結果の過ちだったのかもしれません。

 

この事に気付いて以来、まるで憑き物が落ちたように(笑)、
細かい事を気にしなくなれた気がします。

 

「気持ちいいと感じる温度が適温♪」
そう考え方を変えたら、半身浴が修行ではなくなりました。

 

今は12月の初旬ですが、私の住む地域では夜はかなり冷え込むようになりました。
私がお風呂を入れるとしたら40℃に設定するところですが、
息子が41℃に設定して先に入ってしまい。

でも私が入る頃には、高い温度の角が立ったようなお湯のあたりが消え、
まろやかなお湯になっています。

 

この時に寒ければ少しだけ追い炊きをしたり、
設定温度を40℃に下げて温めなおしたり。

最初の頃に比べると、ずいぶん臨機応変に対応できるようになりました。

 

37~38℃というのはあくまでも数字的な目安で必要だったのだそうです。
「気持ちいい温度で」
というのでは、あまりにざっくりし過ぎているし、
感覚は個人差があるのでわかりにくいという指摘があったようですね。

 

冷えとりを始めてみて、それなりに本を読んで冷えとりの知識がある方なら、
「気持ちがいいと感じる温度で」
と言ってももう大丈夫なのではないでしょうか?

 

ガッと熱くて、体の表面がチリチリしてくるような、
あっついお湯に我慢して浸かる・・・なんてこと、きっとないですよね^^;

 

だからぜひ、書かれた温度にとらわれず、自分の気持ちを主体に考えてみてくださいね。
適温はご自分の体がよ~くわかっていると思いますよ。


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haco.

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