昨日、こんなコラムをみかけました。
以前にも書いた通り、私はかなり前から布ナプキン愛用者。
一度使って以来、もう手放せません。
私のようなズボラで面倒くさがりが使い続けられるのだから、
頭で考えずに一度試してみると、布ナプキンの良さがわかるのになぁ、といつも思います。
ただ、このコラムの内容に関しては、正直ちょっと誤解を招くのでは?と心配になりました。
というのも、
紙ナプキンに使われるケミカル素材が、膣を経由して子宮に悪影響を与えるという説があるのです!
とくに、子宮内膜症発症率との関係が指摘されています
この部分、私も以前のブログにこの件に関しては確かにふれました。
ただ、個人のブログがひとり言でつぶやくレベルなら許される気もしますが、
このブログの様に、冷えとりやハーブシャンプーなど、
ある特定のジャンルに興味がある方たちが集まるような場所に書く生地と違い、
不特定多数の人たちが大勢見る場所に置くのは危険な気がします。
私は完全に布ナプキンの生活を送っていますが、
それが誰しもできるとは思っていません。
毎月の生理が非常に辛い方もいるでしょうし、
その量も人それぞれ、とてもじゃないけれど会社勤めをしながら布ナプキンを使うのは無理・・・
という方も少なくないでしょう。
でも実際に長い間布ナプキンを使ってみた経験者としては、
女性にとって、少しでも不快感をなくす重要なツールだとも思っています。
だからこそ、こうして小さな声ではありますが、
布ナプキンの良さを少しでも多くの方に知って欲しくて、ボソボソとつぶやいているのです。
何度も言いますが、それができるのもこの場所が
「ある特定の場所」
であるから。
個人の小さな専門店には、それが欲しい人しか来店しないのと同じで、
冷えとりや布ナプキン、ハーブシャンプーに興味がない人はここにたどり着かないでしょう。
だからつぶやける話もあります。
このコラムには、ケミカルナプキンの体や環境に与える悪影響に対比するように、
布ナプキンの素晴らしさを書き連ねてありました。
書かれている布ナプキンの良さは確かにその通り!という事ばかりなのですが、
その対比のさせ方に少し不安を覚えました。
案の定、そのコラムのコメントには否定的なものばかりが寄せられていました。
「布ナプキンの宣伝とは言え、紙ナプキンを悪く書きすぎでしょw布ナプキンの効果も大袈裟で却って信憑性がないよ」
「世の中の殆どの人が使ってても被害報告が深刻化されてないよ。てか、洗濯方法面倒やん。そりゃー浸透せん筈だわ」
「これはかなり分かりやすいステマですな」
「ちょっと待て、布ナプキンの良さを伝えたいのは分かるが何故科学的根拠が無い事を堂々と言いながら
紙を批判し布を推す記事を仮にもプロが書くんだ!?」
「なぜ紙ナプキンが一般的なのか考えたことあるんだろうか… 」
やはり、です。
布ナプキンを全く知らなかった人が読んだら、軽い怒りさえ覚えるでしょう。
自分が使ってきたものを全否定されているのですから。
しかも、
「怖い病気になる(かも)よ」
という脅しつきで。
悲しいけれど、ステマと捉える方がいても仕方がないかもしれません。
確かに布ナプキンは素晴らしいものです。
ぜひとも多くの女性に使って欲しいと心から思っています。
でも伝え方をちょっとでも間違えると、大きな誤解を招くのも事実。
ましてや、「病気になる」等の情報が含まれると特に、です。
私も良い情報はどんどんシェアして行こうと思っていますが、
こういうのを見るとちょっとドキドキしちゃいますね。
ついつい頭の中に、
「良いニュースは小さな声で語られる」
という言葉が浮かんでしまいます。
あ~、でももったいない!!
布ナプキンの良さ、多くの女性に知って欲しいのにな~。