先日、母と一緒に買い物に出かけました。
お互い何かと忙しく、こんな風にゆっくりと出かける機会がないので、私も前日からとても楽しみにして当日を迎えました。
嬉しいことに母も同じように思っていてくれたようで、一緒に来た父をそっちのけで(笑)、しゃべりっぱなしでした。いくつになっても女性は話が好きなのでしょうね。
ただその日、外気の寒さと室内の暑さのせいで、母が少しだけ具合を悪くしました。すぐに回復して元通りになったのですが、やっぱり原因はのぼせでした。
冬は要注意!気温の差で生じるのぼせ
私はもともとのぼせを自覚しているので、出かける際には常にすぐに脱ぎ着できるような服を心がけています。
これまでも何度も冬のお出かけで、上半身ばかりのぼせてしまって具合が悪くなる経験をしてきたので、自然とこういう準備ができるようになったのです。
その日、外は日差しもなく冷たい風も吹いていて、かなり寒い日でもありました。
対して一歩室内に入ると、そこは春・・・いえ場所によっては初夏を思わせるほどの暖かさの店もあります。
その振り子が大きく揺れる感じが体内で起こっていると思うと、それはもう体調を崩してもなんらおかしくはありませんよね。
しかもその日、ランチをした店の暖房がかなり効いていて、なおかつ私たちが座った席は四方を壁に囲まれた半個室状態。そこに座っていたため、確かに顔が火照るのを感じていました。
母もその時から「暑いね。顔ばっかり火照っちゃう」と言っていたので、上着を脱がせたりベストを脱がせたりと対処はさせていました。
でもそれだけでは体が対応できないほど、室内温度があがっていたようです。
食事を終えて外に出た途端、生き返った~!とばかりに元気になった母。ただ、やはり一度気温に敏感になってしまうと後を引くのかもしれませんね。
再び各店舗を出たり入ったりしているうちに、かなり具合が悪くなってきた母。「外のベンチで休む」というので、冷たい風が吹くベンチに2人で腰かけていました。
こういう時、体を冷やすのが一番治りが早いことは経験上わかっています。母にも
「恥ずかしいことないからベンチに横になっちゃいなよ」
と勧めてみました。全身を効率よく冷やすには、冷たい床などに横たわるのが一番早いことも経験済みです。
しかしさすがに母もベンチの上とはいえ人前で(あまり人はいなかったのですが)横になるのは抵抗があったようで、しばらく座ったままでじっとしていました。
その甲斐あって、ほどなくしてのぼせも改善されたようで私も一安心。後で母に聞いたら、
「どうなるかと思って怖くなっちゃった」
と言っていました。
私ですら体温の調節が比較的苦手で、すぐにのぼせてしまうのだから、高齢の母が体温を上手く調整できないのは当然のこと。私もそばにいてもっと注意深く見てあげるべきだったと反省です。
冬の暑い室温は本当に苦手です。思い出しただけでも辛い(>_<)
ただ、救いは「身体を冷やせばのぼせは改善される」ということでしょうか。のぼせて具合が悪くなっても、復活するのは比較的容易とも言えます。
瞬間冷却剤が急なのぼせに便利!
自分の場合なら体力もあるからまだいいけれど、また母がこんな風になった時、しかもその時もし1人だったら・・・と思うと不安になります。何か良い方法はないかな?
例えば、のぼせを感じた時にバッグからすっと取り出して、おでこや首筋などを手軽に冷やせるようなもの・・・
そこで思い出したのが、以前、袋を叩くと急速に冷えるもの。
扶桑化学の瞬間冷却剤です! これならのぼせた時にバッグに入れておけばすぐに取り出せるし、辛いのぼせ状態から逃れることが出来ます!
早速買って、バッグの中と車の中に入れておきました。もちろん母にも買って「持ち歩くように」と渡しておきました。
これで一安心!
母もあの時以来、冬のお出かけにちょっとした恐怖心を抱いていたようなので良かったです。
冬ののぼせ。何が辛いって、上半身はカッカカッカして暑いのに、逆に下半身、特に足先は氷のように冷たくなっていること。典型的な足寒頭熱状態ですね。
そんな状態から頭寒足熱にもっていくため、冬のお出かけにはバッグに冷却剤を忍ばせておくと安心かもしれません。