週末から猛暑が続いています。
関東では40度などという予報も出て、外出は命の危険があると本気で思うほどの暑さでした・・・
上半身と下半身のバランスを保って熱中症対策を
熱中症とは
身体の中では産熱と放熱のバランスがとれています。産熱とは身体が熱を作る働きで、放熱は身体の外に熱を逃がす働きをいいます。このバランスが崩れたとき、熱中症が起こります
「熱中症が起こるメカニズム」より
今は外にいるよりも家の中で熱中症になる人の方が断然多いということですが、この発症メカニズムを読むとその理由がよくわかります。
イメージとしてわかりやすいものが大塚製薬のサイトに掲載されていました。
※大塚製薬サイト「効率的な水分補給」より
体内水分の濃度が色分けされておりよくわかりますね。
私は冷えとりを始めてから、とにかく汗をかけるようになりました。
それまではどんなに暑くても比較的暑さを感じず、汗もあまりかかない体質だったのですが、冷えとりで汗の道が出来たかのように、たらたらと流れるような汗をかけるようになったのです。
と同時に、気をつけていないとミネラルも流れ出てしまうということになり、冷えとり以前の食生活では足りなくなってくるものも出てくるでしょう。
その良い例が、夏なると必ず発症するむずむず脚症候群なのかもしれません。
これだけ発汗するということは、熱中症を引き起こしやすいということにもなるわけで、となると冷えとりをしていると熱中症になりやすい、ということになるのでしょうか?
それは違うだろうと考えます。
というのも、冷えとりをしていると確かに汗はかくものの、頭寒足熱さえ守っていれば熱は上半身から外に放出されます。
足元を靴下の重ね履きで保温しても、その熱は体内を通り上半身から出て行く、いわば体はトンネルのような役目になり、体に熱がこもることはありません。
だから夏でも安心して、いえ、むしろ夏だからこそ熱中症対策として冷えとりをお勧めします♪
もちろん、熱中症対策をした上でというのは当然のことですが・・・
少し前に私が熱中症の症状になったのも、明らかに水分不足でした。
外気温は高かったけれど、木陰で過ごしていたということで水分補給を怠ってしまった結果です。体は下半身を冷えとりで温めていましたが、全身のバランスが取れて快適でした。
日陰にさえいれば大丈夫、という考えが甘かったわけですが、今後の対策もこれでばっちりです。
熱中症熱中症と、報道等でなかば煽られるような雰囲気で、ただ恐ろしい気持ちになってきますが、メカニズムを知っておけば怖いことはありませんね。