これまでも何度も、
「冷えとりには靴下の重ね履きだけでなく、食事と運動も大切」
と書いてきました。
靴下を履いているだけじゃだめ、
食べ過ぎれば誰でも体に冷えをため込む、
適度の運動が筋肉を作りストレスを発散できる。
冷えとりに限らないことですが、
何か一つだけやってもダメだし、何か一つ欠けると循環しないし。
最近やっとそう思えるようになってきました。
そしてそれに合わせるかのように体力も戻ってきて、
「よし、運動しよう!」
という気持ちになってきました。
おりしも今は街でも紅葉がきれい。
そんなキラキラした景色を眺めながら歩くだけでも気分が変わります。
そして循環というのは不思議なもので、
歩いているといろいろな発見やひらめきがあります。
最近歩いている時に
「よし、やろう!」
と決めることがとても多いです。
これまでは頭だけでぐじぐじと考えているだけで、
考えても考えても結論が出ないことばかりだったのですが、
色づく木々を見ながら歩いていると、
「あぁ、きれいだなぁ・・・そうだ、あれをしよう!」
と何の脈略もなく方向性が決まるのです。
あれとこれ、まったく関係のないことなのに、
どうして歩いているとそこに結びつくのか、本当に不思議です。
そして先日歩いていた時に、フッと心が決まったのが、
「寝かせ玄米をやろう」
ということ。
寝かせ玄米ってご存じでしょうか。
究極の玄米ごはん「寝かせ玄米」とは
玄米の有用性が分かって、玄米生活を考えた時に大きな壁になるのが、「玄米の扱いにくさ」です。固い、パサパサしてる、食感が悪い、独特の臭い、等の「味の問題」。そして、炊くのが大変、難しい、面倒くさい、等の「炊飯の問題」と、大きくこの二つの壁が玄米生活のスタート、継続を邪魔しています。究極の玄米ごはん「寝かせ玄米」はこの大きな二つの壁を打ち破る、まさに「玄米革命」なのです!
寝かせ玄米は炊いてから4日間熟成させる玄米ごはんで、柔らかくて、もっちもちで、「これが玄米!?」と誰もが驚く甘くて香ばしい日本一美味しい玄米です。難しい時間や火加減の調整などは一切不要なので、炊き方は「火を付けたらおしまい!」です。
【公式サイトより】
以前、酵素玄米を食べたことがあるのですが、
その美味しさに、玄米を食べ慣れている私でも驚いたことがありました。
とにかくもちもちしていて、玄米特有の匂いなどもなく、
体にいいとかそういうことを抜きにして「美味しい!」と思うご飯でした。
その後いろいろ酵素玄米について調べたのですが、
作るにはそれなりの投資が必要でした。
まず、酵素玄米を炊くための特殊な圧力鍋、
それから炊いたご飯を保温する一升の保温ジャー、
専用農家の玄米に専用の塩。
健康を維持すると考えれば安いかもしれませんが、
初期出費だけで三万円以上かかります。
それと、独特な思想があり、それについて行けるかどうかも不安でした。
mixiなどでは手軽に炊ける酵素玄米のコミュなどもあり、
それに参加して普通の炊飯器の保温機能を利用して作ってみたこともありますが、
白米を炊く必要もあったりとなかなか不便だったので、
結局炊く回数は少なくなっていったのでした。
それからずいぶん後になって知った 「寝かせ玄米」。
寝かせ玄米はほぼ酵素玄米と同じなのですが、
難しい思想や固定された商品などもなく比較的自由。
そもそも、寝かせ玄米の考案者である社長は、
「美味しい酒を飲むために寝かせ玄米を食べる」
とおっしゃっています。
いわゆる「ハレ」と「ケ」の考えを大切にし、
酒(=ハレ)を美味しくいただくために、寝かせ玄米(=ケ)をいただく、という考え。
これは「好きなものを食っても呑んでも一生太らず健康でいられる寝かせ玄米生活」という本の中に詳しく書いてあります。
私はサイトを読んだりブログを読んでいるのと、元々玄米菜食に興味があったので知っていることも多かったので
本屋さんで立ち読みだけさせていただいたのですが とてもいい本でした。
そして、寝かせ玄米を一から始めようとすると大がかりな道具が必要ですが、
幸いなことに家には、寝かせ玄米作りに必要なヘイワの圧力鍋があります。
あとは一升の玄米が保温できる保温ジャーさえ手に入れれば寝かせ玄米生活が始められるのですが、
そのジャーの置場にあれこれと悩んでしまい。
それがネックで長い間悩み続けていたのです。
ところが先日のウォーキング中に、
「保温ジャーを買う金額を、病気をした時の治療費と考えれば安いもの。 置き場所だってどうにかなる!」
と急に心が決まってしまったのです。
その日、ウォーキングから帰宅するとすぐに近くのホームセンターに保温ジャーを買いに。
このホームセンター、以前から一升用の保温ジャーが展示してあったのです。
(なかなか店売りしているのって見かけないですよね)
ふふふっ・・・これですこれです^^;
昭和な香りがプンプンしますねぇ。
早速、寝かせ玄米を作って先ほどこの保温ジャーに移したばかり。
このまますぐに食べられますが、3~4日経ってからが美味しくなるのでしばしの我慢。
さあ、この寝かせ玄米生活が定着すれば、
冷えとりの「食」の面がかなり補えるのではないかなぁと。
なにしろ、あれこれ考えずに済み、「玄米ご飯・具だくさん味噌汁・漬物」でOKなのが楽でいいですね。
その上、体の調子が整うというのであれば、安い投資だと言えるかもしれません。