今年の年末年始は主人の実家で過ごしました。
これまでも何度か書いていますが、主人の実家で冷えとりをするのは至難の技です。経験的に「しない方がいい」とすら思っています。
誠意をもって説明しても、全ての人が理解してくれるとは限らない冷えとり。だったらもういっそのこと、説明をしないで済むように割り切ることも必要かなと思うのです。
帰省先での冷えとりの考え方
靴下を何枚も重ね履きするのは、冷えとりを知らない人から見ればちょっと異様なこと。それが宗教でもなんでもないと説明したとしても、心配されるのは間違いないでしょう。
自分の親にならどうとでも説明できますが、義母に冷えとりをキチンと理解してもらうのはとても大変なことです。特に義母には自分なりの健康法を持っているのでそれが揺らぐことはないし、冷えとりに関しては懐疑的な気持ちのまま。
だから心配をかけないために帰省のさいには冷えとりを自粛してきました。ここ数年は枚数が少なくても暖かい、くらしきぬさんの内絹外ウール靴下重ね履きを履いているので帰省先でも違和感なく冷えとりできていますが、それでもその上に家で履いている毛布ソックスや、メリヤクーの靴下を履けないので十分ではありません。
それでも冷えとり靴下の重ね履きだけでもできるというのは本当に助かっていました。暖かいというだけでなく、気持ち的な部分でも無駄な冷えを作り出さずに済むような気がします。
今回は、2セットある内絹外ウールの靴下を、1セットは履き1セットは持参し帰省しました。私は現在、よっぽど靴下が湿るようでなければ、そのまま2~3日着用しています。
この時もすでに着用したままで帰省し、到着した日の夜に洗濯済みのセットに履き替えました。その際、脱いだ冷えとり靴下を間違って洗濯してしまわないように(洗っても干しているところを義母に見せたくないので)、脱いだ服とは別のところに置いておきました。
それが・・・失敗のはじまりでした。
大失態!脱いだ靴下を忘れてきてしまった!
年末年始を楽しく帰省先で過ごし、帰る時には忘れ物がないように何度も入念にチェックしたつもりでした。つもり・・・というよりも実際にしつこいほどチェックをしたのです。
無事に自宅についた次の日は朝から洗濯物の山と格闘。幸いその日は天気が良かったので、洗濯機を3回回してひと段落つきました。
大量の洗濯物が片付きホッとしていた時に、フト思い出した帰省先で脱いだ冷えとり靴下のこと。そういえばあれはどこに行ったんだろう、洗濯物の中にはなかったけれど・・・
もしかしたら間違って他の洗濯物と一緒に洗ってしまったのかと確認しましたがどこにも見当たりません。嫌な予感がつのります。
と、そこに電話が。悪い予感は的中、義母からの連絡で「洗面所に靴下が忘れてあった」とのことでした・・・あぁぁ、やってしまった!!
ご好意ですぐに宅急便で送ってもらうことになりましたが・・・靴下の忘れ物なんて・・・
普通の靴下だって履いたものなど誰かに触らせるのなんて申し訳ないのに、カバーソックスもあわせて計6枚の嫁の靴下を義母に触らせてしまうことになるなんて!!
新年早々の大失態です。お義母さん、申し訳ない・・・(T_T)
今は無事、手元に靴下が届き(しかも義母が洗ってくれていた)、いつもの日常に戻ってきました。が、心の中にはチクンとした痛みが残りました・・・
うーん、やっぱり帰省先で冷えとりをする難しさを知りました。今回は私のうっかりミスが招いたこととはいえ、義母には迷惑をかけてしまったし、もしかしたら「まだ冷えとりとやらを続けているのか・・・」と心配させてしまったかもしれないし(>_<)
次の帰省は夏になるだろうから、いっそのこと冷えとりをキッパリ諦めるか・・・
自分が暖かいことだけを考えていてはダメで、相手に心配をかけないということも冷えとりを続けていくうえで大切なことだと思います。自分の冷えをとっても、相手に冷えを作らせてしまうから。
次の帰省までに、自分の冷えとりルールを見直そうと思います。