子どもの頃からひどい乗り物酔いでしたが、冷えとりをするようになってから乗り物酔いをしなくなりました。
「そんなはずはない!」
と思い様子を見てきましたが、今ここに宣言します。乗り物酔いは完全に克服しました!
乗り物酔い克服と冷えとりの関係は不明のまま
American Muscle car / Moyan_Brenn
子どもの頃、車に乗ると言ったら親の車の後部座席に乗るのが当たり前でした。運転席は父・助手席は母、後部座席に子供。
出かけるのは大好きでしたが、車での移動が苦痛で苦痛で。楽しいドライブはいつも乗り物酔いと一緒でした。
乗り物酔いをしてくるとよく言われたのが
「前を見なさい」
ということ。
視線が近かったり、流れていく風景を見ているから気持ち悪くなるのだ・・・と。だから、車に酔ってくると父と母の座る間から、ひたすら前をじーっと見て、目的地まで祈るような気持ちで車に乗っていましたっけ。
その後、自分で免許を取得し運転するようになってからは乗り物酔いとは無縁になり、結婚し助手席に乗るようになったことで、普通に乗っている分には乗り物酔いすることはなくなりました。
しかし、助手席に座りナビをいじったり、地図で現在地や目的地を確認した途端、猛烈に襲ってくる強烈な吐き気。グルングルン回る、あの不快な感覚。
あぁ、乗り物酔いをする体質が治ったわけではないのだなぁ・・・常に前方を向いている場所に座るようになったこと、それが乗り物酔いをしない理由だっただけなんだ・・・
もう後部座席に乗るようなことはほぼなくなりましたが、ナビも操作できず、まっすぐ前しか向いていられない・・というのも悲しいものです。ドライブ中も役立たずになった気分になるし(笑)
車中暇を持て余しても、本を読んだりスマホをいじることなど絶対にできません。たまに旦那さんに、
「〇〇の場所を調べてくれる?」
と頼まれることがあり、捜査した途端に吐き気に襲われ、
「ゴメン、信号待ちまで待ってくれる?」
と言ったことも数知れず。
ところが、ある時からスマホを操作していても気分が悪くならないことに気付いたのです。
昔、車酔いの薬を飲むと、その効果が2~3日続いたのですが、その間はどんなに下を向こうが後ろを向いて話そうが全然平気!酔いそうという感覚が全くやってこないのです。
これはなんとも不思議な感覚でした。酔うことに慣れていると、
「そろそろくるな」
というのがわかってきますが、その感覚がいつまでたってもやって来ないのですから。
それでも、長年車酔いと付き合ってきたのですから、そう簡単に治ったとは言えません。心のどこかで常に疑っています。
「偶然だ」とか「たまたまだ」とか。
一過性のものと思うことで、酔いが戻ってきた時にガッカリしたくなかったのかもしれませんね。
しかし、先日も車の中でスマホを操作していて車酔いをする気配が全くなかったので、やっと
「車酔いを克服したんだ・・・!」
と認めました。もうあの苦しさを我慢する必要がないのだと思うと、飛び上がりたくなるような嬉しさです。
でもなぜ、あれほどの車酔いが治ってしまったのでしょうか。この間やったことといえば、そう、冷えとりです。
ではなぜ、冷えとりで車酔いを克服してしまったのか?
一つ考えられるのは、
陰性体質であると乗り物酔いをしやすい
ということ。
これは定かかどうかはわかりませんが、私だけに限定してみると、これがなかなかピタリとハマるのです。
陰性体質は、食べたものだけでそうなるわけではなく、考え方・動き方なので変わってくるようです。インドア派・動く前にまず頭で考えてしまう・・・などなど、私はまさに陰性体質だったと言えます。
しかし、なるべく運動を取り入れるようにしたり、煮詰まったらまず体を動かしてみるといった小さなことから取り組んでみたり、もちろん冷えとりを続けていく中で、陰性体質が中庸になってきたため、と考えられるのではないでしょうか。
あくまでも仮定の話ではありますが、まんざら違うようにも思えません・・・どうでしょう?
いずれにせよ、今の生活を続けていけば、今後苦しい車酔いに悩まされることはなさそうです。やったー!!