冷えとりに興味がある方、やり始めたという方、冷えとりを始めてしばらく経つという方、
最近の冷えとりブームで、昔に比べるとじわじわと「冷えとり人口」が増えてきているなぁと感じます。
もちろん私もその一人です。ブームに乗っかっちゃいましたw
昨日半身浴をしていて、フッと思ったことがあります。
それは
「冷えとりをしたからって、冷えが治るわけではないなぁ」
ということ。
おっと、誤解しないでくださいね^^;
今のは極端な言い方で、細かい説明を抜かして書きました。
正確に説明をすると、
「冷えとりをしたって、すぐに長年の冷えとりが治るというわけではない」
ということです。
ニュアンスの違い、分かりますでしょうか。
前者は 「身も蓋もない」感じで、
後者は 「願う未来に向かってまっしぐら♪」という感じ。
もちろん私の気持ちは後者です。
その証拠に、
「冷えとりをしたからって、冷えが治るわけではないなぁ」と思ったそばから、
「じゃぁ冷えとりをしてどんな効果を感じてる?」
という、自分に質問する心の声が(笑
で、その声に即答しました。
「朝起きて、すぐに行動ができること」
以前にも書いたことがありますが、
私は昔から朝起きるのが苦手で、毎朝毎朝、起きて学校・会社に行くことに、本当に苦労しました。
仕事に出かけないで済むようになった今では、
「私が起きなかったら家族が困る」
と必死になって起きました。
でもやっと布団から出てきても、リビングに降りてきて、
シャッターを開けるでもなく、お湯を沸かすでもなく、洗濯を始めるでもなく、炊きあがったご飯を天地返しするでもなく、
まずはソファに横たわらなければなりませんでした。
5分でも10分でも、時間が許す限り横になります。
もっといえば、その5分10分のために、早起きします^^;
そうしないと、体を起こして着替えることすらできなかったのです。
目覚ましで起き、着替えてすぐに朝の支度にとりかかる・・・
それは私にとって長い間憧れの事でしたし、正直、心のどこかで
「きっと一生無理だろうな・・・」
と諦めていたことでした。
それが、冷えとりを始めて早い段階で、
起きてきてすぐにシャッターを開け、お湯を沸かし、洗濯機を回して着替えている自分に気付いたのでした。
これに気付いた時(長い間気づかなかったのです・笑)、本当に、本当にビックリしました。
こんな簡単に・・・と言ってはなんですが、あっけなく長年の願いが叶ってしまったのです。
元々私が冷えとり健康法を始めた理由は、
単純に 「足が冷たいから」。
体の冷えを取る、というよりも、単純に
「足が冷たいから、靴下をたくさん重ね履きして、湯たんぽをしたらあったかそ~」
と思ったからです。
冷えとりを始めるにあたっていろいろなサイトを読み、めんげんというものが起きるという事も知ったし、
冷えとり効果によって、さまざまな嬉しい変化があるというのも読みました。
そして期待に胸を膨らませました。
「基礎体温が上がって、免疫力が上がればいいなぁ」
「いつも体がホカホカしてたらいいなぁ」
「いつ触っても足が温かいといいなぁ」
残念ながら、その時に期待した効果は未だ叶っていません。
靴下の重ね履きをしないことはないですが、
湯たんぽをしないと自分の力ではなかなか足が温かくならないし、
基礎体温は36度ちょいくらい(36度6分に憧れてます^^;)だし。
ずいぶん昔、まだ冷えとり健康法を全く知らない時に、お医者さんに
「そう簡単に体質は変わらないから」
と言われました。
確か、マクロビオティックで冷えとりに励んでいたころだったので、
ちょっとへこみました。
でも確かにそうだと思います。
専門的に勉強したお医者さんがそういうのですから。
でも、と思うんです。
それを言ったらそれこそ 「身も蓋もない」じゃないかな~と。
医学的に見たら、基礎体温はたいして上がっていないし、足はうちの旦那さんのようにポカポカじゃありません。
でも現実に、あれだけ朝動けなかった私がテキパキ動いて朝の支度ができるようになったのですから。
仕方がないのでこれを
「冷えとりの七不思議」
とでも呼んでおきましょうか(笑
お医者さんがおっしゃる通り、体の冷えや体質を根本的に治すのは無理なのかもしれません。
でも私は素直じゃないので(笑) 「何とかなる!」と思っています、ふふふっw
長年の悪しき習慣で作ってきた自分の体・冷え。
それをわずかな期間で治そうっていうのが図々しかったです。
これから、悪しき習慣を作ってきた長い期間をかけて、体を変えていきたいと思います。
そして、冷えとりを始めて
「なんだか冷えとりの効果を感じないな~」
と思っている方、
もしかしたら私のように、気づいていないだけだったり、願っていなかったことが改善されたりしているかも。
半身浴をしながら、じ~っくり自分の体を眺めてあげてくださいね。