インフルエンザが猛威を奮っていますね。
うちの子供の小学校でも何クラスか学級閉鎖されていました。
やっとピークは過ぎたかなぁ・・・と胸をなでおろしていたところ、
またしても 「学級閉鎖になりそうな欠席児童数」 のクラスもあるそうで。
まだまだ油断はできませんね。
毎年、冬の始めにまるで「洗礼」 を受けるように風邪をひいていた私ですが、
この冬はそれもなく、今現在風邪もひくことなくここまできました。
冷えとりを始めた昨年は・・・・
どうだっただろ、忘れましたが。
そんな週末、子供が熱を出しました。
時期的に 「インフルエンザ!? 。」 とドキッとしましたが、
熱もさほど高くなく、いろいろなことがあったので疲れも出たのかなぁと感じました。
そこで、子供に提案してみました。
「お母さんがいつもやってるみたいに、半身浴をしてみない?」
薬を飲みたくない・お医者さんに行きたくない・インフルエンザの痛い検査をしたくない。
そんな気持ちが強い息子は、
「やる」
と一言。
お湯場に大好きなドラえもんのマンガを数冊持ち込み、
上半身には下着を着せたまま、30分ほど半身浴をさせました。
その間に、息子の布団の中に湯たんぽを2個セット。
お風呂からあがったら、すぐにぬくぬくの布団に潜り込んでもらいます。
夜中中心配で、何度もおでこに手をあてて様子を見、
もし次の日にまだ熱が高いようなら休日診療に連れて行こうと思っていました。
何が何でも冷えとりで治そうとか、自然療法で治そうという気持ちはあまりありません。
自分の体ならまだしも、まだ自分の具合の悪い部分をどう表現したらいいかわからない子供にとって、
それは危険だなと思っているからです。
昔まだ子供が小さかった頃、ちょうど自然育児にどっぷりハマっていた時期で、
予防接種もどうしたらいいか本当に迷っていました。
そんな時に小児科医の真弓定夫先生の言葉(だったと思います)で
「もし予防接種を受けないという選択をするのなら、全てを覚悟しなさい」
というようなことをおっしゃっているのと聞きました。
この 「全てを覚悟」 というのはもちろん、
「予防接種を受けずに子供が死に至るようなことも覚悟しなさい」
ということ。
これで腹が決まりました。
私にはその覚悟も知識もない、だから予防接種は受けよう、と。
思えば今の医療に対する方向はこの時に決まりました。
今でも迷った時にはこの言葉を思い出します。
さて、冷えとり半身浴をした息子ですが・・・
次の日は日曜日、その日は一日、家でゆっくり過ごさせました。
そのおかげか、月曜日はもうすっかり元気にw
体育の授業は見学させましたが、結局薬も飲まず、病院にも行かずに済みました。
とはいえ、こういう選択ができるのは、
普段の子供の姿をよく知っている親だからこそだと思います。
もっと苦しそうなら間違いなく病院に連れて行っているし、
インフルエンザならその症状ですぐわかるので、半身浴などと悠長なことは言っていられません。
あくまでも、今回は冷えとりでなんとかなった・・・という感じでしょうか。
毎回毎回、熱を出すたびに半身浴を・・・とは思ってはいないです。
ただ、こういう方法を知っているか知っていないかで、大慌てしないでも済みますね。
ましてや子供って、どういうわけか病院がお休みの日に限って熱を出しますし。
ちなみにうちの子供、
熱を出すことがあまりありませんでしたが、たまに熱が出ると キャベツの葉っぱを頭にかぶっていました。
だから今でも冷えピタが嫌いなのです^^;
「キャベツにして・・・」
と言うんですよw(可愛いっ!!)
この冬のように野菜が高騰している時は大変ですけど・・・ね(笑