元々、自己啓発本と言われるものを読むのが好きでしたが、
先日の 「長いトンネル」 の真っただ中にいた時、手持ちの自己啓発本を読み返していました。
「自己啓発本」 と聞くと、
なんとなくあまりよくないイメージを感じてしまします。
無理矢理、何かに導く的なイメージ?。
でも、例えば若い女性にも人気の 浅見帆帆子さんの著書も、本のジャンルでは「自己啓発」になりますね。
ずいぶんと昔ですが、この本を読んだ時、
「なんてキラキラしている人なのだろう」
と感じたことがありました。
私が好んで読んでいるのは、
「前向きに考えなきゃダメだよ」
と、ちょっと落ち込んでいる時には叱られているように感じるものよりも、
「大丈夫、いいんだよ」
と言ってくれるタイプの本。
自分に甘々です。
そう許容してくれる 和田裕美さんの著書・「人生を好転させる「新・陽転思考」 事実はひとつ考え方はふたつ」にはどれだけ救われたことか・・・!!
私のように、誰に相談して解決策を見出すのではなく、
時間が解決するのをじっと待つしかないタイプの人間にとって、こういった本は本当に貴重です。
悲しみの淵に座りながら、静かに自己啓発本を読み、時が過ぎるのをただ待つだけ・・・
でも、そういう心がどん底に落ちている時だからこそ、
本の中からキラリと光る言葉たちを見つけることができます。
そしてこのところ、妙に惹かれてつい手にとってしまうのが 矢尾こと葉さんの著書。
「心を浄化することだまの力」は、冷えた心にポッと灯りをともしてくれるように感じます。
半身浴をしながら読み返していると、
以前読んだ時には心に響かなかった言葉が、その時には沈んだ心を救い上げてくれるほど、心の支えになってくれることも。
そして、矢尾こと葉さんの著書ですが、なんといっても可愛い。
装丁がとっても素敵なので、本を手にとるだけで ほっこりした気持ちになります。
つい最近購入したのがこれ。
「頭の休ませ方」です。
見ての通り、とっても乙女な表紙。
文庫サイズなので気軽に持ち歩けるのもポイント。
でも私がこの本を買った一番の理由は、表紙に書いてあるこの一言。
考え過ぎると悩みがふえる
この一言にハッとしたのでした。
確かに・・・私は考えるのが大好き。
先ほども書いた通り、人に相談して解決策を導くよりも、
自分の内面を見つめて、一人で結論にたどり着く事が多いです。
そのためには、考えて考えて、考え続けなければなりません。
すると・・・
解決もしますが、時には行き止まりになることも多々。
ちょうどそんな時に、スーッと目の前に現れた本だったのです。
内容は、86の提案が2~3ページにまとめてあり、
フォントも可愛くて読みやすく、ぱらぱらとめくって気になるページを読むことができます。
最初から読み始めなくても大丈夫。
むしろ、パッと開いたところに、今自分が悩んでいることのヒントが隠されているかも。
まるでタロットカードのようです^^
例えば・・・
【否定の言葉は受け取らなくていい】
「そんな夢みたいなこと、叶うわけないでしょ!」
「お前が言うような、そんな都合のいい会社はないよ」
「あなたにそんな才能があるの? もっと現実を見たら?」もしこんな言葉を投げかけられたとしたら、それは本当につらい体験だったでしょう。大切な人からの言葉だったら、なおさら落ち込んでしまっても無理はありません。
人の話を聞くことは大切です。でもすべてを真に受ける必要はありませんよね。
相手があなたに愛を持って心からの忠告を述べているのだとしても、その愛だけを受け取って、否定の言葉は受け取らなくてもいいのです。
受け取るのは愛だけでいい。
この章を読んで、どれだけ気が楽になったことか・・・!!
幸いなことに、私には忠告やアドバイスをしてくれる人がたくさんいます。
多くは肉親や身内なので、言葉も少々ストレートになります。
それが、弱っている心には鋭利な刃物の様に刺さります。
正直、立ち直れるどころか、
「もうほっといて!」
と相手を恨めしく思うこともあります。
でも、今度はそんな自分が嫌になるのです。
「せっかく言ってくれたことなのに、感謝するどころか相手を恨むなんて・・・」
と。
これからはそんな時、愛だけを受け取ればいいのですね。
これ、私の様に 「自己解決」 をするタイプの人間にはもってこいの言葉だと思います。
・・・とまぁ、こんな風にお気に入りの自己啓発本を数冊お風呂場に持ち込み、
半身浴をしながら読んで 心の毒をお湯に流していたのでした。
そうそう、先日立ち寄った本屋さんで、ちらりと立ち読みしたこの本。
水谷友紀子さんの 「私も運命が変わった!超具体的「引き寄せ」実現のコツ」です。
見ての通り、表紙の可愛さで手にとりました(苦笑
でも、少し読んだだけで内容の良さに感動!
とても良い本だな~と感じました。
今はまだ手持ちの本にどっぷりつかっているところなので、
そのうち買ってみようと思っています。
・・・って、なんだか精神世界やスピリチュアル的な本が多くてドキドキ(?)しますが(笑
大丈夫です、ちゃんとこっちの世界にとどまっていますので(爆