本屋は大好きな場所の一つです。
ネットで何でも調べられる世の中になったけれど、やっぱり本屋さんでの「出会い」に毎回ワクワクさせられます。
今回も、そんな「ワクワク本」に出会えました。「ずぼらヨガ」という本です。
いつでもどこでも思い出したらすぐできる簡単ヨガ
私もヨガを始めて10ヶ月になります。土日以外は毎日ジムに通っていて、スタジオで何かしらのプログラムに参加しています。
そんな中、ヨガは週3回がここのところの定番になりました。いろいろなヨガプログラムを体験してきて、残ったのがこの3クラスです。
最初は「これぞヨガ!」というような、太陽礼拝やダウンドッグを繰り返すヨガクラスに好んで参加していました。
でもいつの間にかそれが体にきつくなってきて、自分が求めているヨガを探してきたところ、ストレッチに近い今のヨガクラスになりました。
「ゆったりヨガ」とか「リラックスヨガ」というような、プログラムのタイトルからしてのんびりできそうなクラスばかり(^-^)
中には流れるようなヨガのクラスもあり、アップテンポな曲でまさに流れるように行うヨガでした。ただ私は終わった後に軽くストレスが残ってしまいました。
その時にわかったのが、どうやら私は一つ一つのポーズをゆっくり行うヨガが好きなのだということでした。
しかもその一つ一つのポーズがハードなものではなく、苦しくなくできるポーズで、なおかつそのポーズをしていて「気持ちがいい!」と思えるもの。
その視点で選んで行ったところ、ストレッチの延長のような「ゆったりしたヨガ」が自分が求めていたものにピッタリ合ったのです。
いかにも「ヨガやってます!」という感じはないけれど、体にじっくりと効き、何よりやっていて心地良く感じられるのが気に入っている理由の一つ。
運動を始めるようにはなりましたが、やはり私は基本的に「動」よりも「静」の方があっているみたい(^-^)
その目線で見た「ずぼらヨガ」なので、ガッツリとヨガをやりたい人には少々物足りない内容かもしれません。
でも紹介されているヨガのポーズは、確かにヨガクラスで教わっているものばかり!それの「簡易版」と言った感じでしょうか。
内容は、著者である漫画家の崎田ミナさんが、自律神経失調症やうつ・頭痛・胃痛などに悩まされ動くことも出来なかったのに、ヨガを始めた三年後には血色も良くヨガクラスに2つ続けて参加できるほど元気になったというもの。
プロセスとしては、自分にもできるヨガのポーズがあったことやテレビを置きあがって見られるようになったこと・台所に立てるようになったことなど、小さなことから始まりってバイトに行けるようにまでなったという話が紹介されていました。
その結果、1年後には8年も飲み続けてきた薬を飲まなくて済むようになったというのです。
紹介されているヨガのポーズは決して多くはないですが、逆にそこが気負わずできると思います。フト思い出した時に「アンテナのポーズ」をすると何とも気持ちいい!
この本を読む前までは「こんな簡単なポーズが役に立つのだろうか?」と思っていましたが、このポーズの意味を読むと「そうか!」と私の中で一気に意味を持ち始めたのです。
始めてヨガをやる人にもおすすめですが、私はむしろこれまでヨガをやった事がある方におススメしたいです。
というのも、せっかくスタジオでヨガをやっていても、毎日続けることでより効果を発揮するもの。週に1~2回のヨガでは効果が出ないとは言いませんが、できれば家でもやった方がより効果が実感できるはず。
とはいえ、家でもヨガを・・・と思うと一気に気が重くなるのは私だけ!?(笑)
ヨガは好きだけど、スタジオでやっているからこそ何も家でわざわざ時間をとってやらなくても・・・と思ってしまうのです。
でもこの「ずぼらヨガ」なら、わざわざ時間をとる必要がありません。
パソコンの前に座っている時や、お湯を沸かしている間のちょっとしたすきま時間に、思い出したらすぐに出来るものばかり。
もちろん器具は使わないしヨガマットも必要ありません。
ゆる~く・気負わずに、思い出したらすぐにその場で実行できる「ずぼらヨガ」、おススメします(^-^)