今はまだ日中風があまりないことも多いので、気温は低くても「えいやっ!」とばかりに気合を入れてウォーキングに出かけています。
これがもう少し冬本番となると風が強くなり、あの唸るような音を聞くだけで外に出る気持ちが萎えるのです・・・
ウォーキングの時間も短く決めてあるせいか、億劫にならずに実行できています。
そんな毎日ですが、先日フト気づいたことがありました。
基礎代謝の低下のせい?身体の温まり方が違ってきたような気が
今年の冷えとりが昨年までと大きく違う事、それは
【運動で冷えを取ること】
を意識してきたことです。
これは冷えとりを始めた頃には、出来ればやりたくないと思っていたことでもあります。
身体を動かすのがあまり好きではない、外に出るのが億劫な私は、出来るなら家の中で、靴下の重ねばきをしたり半身浴を続けることで冷えを取りたい、とずっと思ってきました。
しかし、冷えとりを続けてきた中でだんだん考え方も変わってきて(これが私にとって冷えとりの最大のメリットだったと思っています)、
【積極的に運動をして健康な体を維持して行こう】
という気持ちが強くなってきたのです。
そして、健康を意識した生活をしていく中で、気付いたら冷えもなくなっていた、というのが理想だなぁと。
ちゃっかりし過ぎでしょうか(笑)
この時期のウォーキングですが、太陽が出ていない寒い日でも外に出て歩こう!と思えるのは、
「過去の経験があるから」
に他なりません。
過去の経験とは、
「どんなに寒くても歩き始めてしばらくすれば体が暖かくなってくる」
ということ。
身体が温まってくればこちらのもの、その後はどんどん暑くなってきて冷たい風が心地よく感じてくるし、風よけのために着込んだジャンバーの前を開けたりするほどになるのがわかっているから。
頬に当たる風が刺すように感じるのはほんのわずかな時間で、少し歩けばすぐに暑くなるとわかっているから、あまり身構えずに外に出られるのだと思います。
今のように健康を意識して毎日ウォーキングを始めたのは最近ですが、以前もダイエット目的でウォーキングをしていた頃がありました。もう数年前の事だと思いますが・・・
その頃、毎日同じコースをウォーキングしていると、だいたいこの辺りで足先が暖かくなってくる・・・という地点がわかってきます。
だから、いつもそのポイントを目指すようにして寒い中を歩き続けました。
今はその頃とは違う道を歩いています(以前は夜歩いていたため、車の通りがある道を歩いていたが、今は昼間に歩くので静かな場所を選んで歩いている)が、どうも距離的に以前とは体が温まってくる時間が長くなったような気がしてなりません。
正確な距離を測っていないのですが、現在の方が数年前に比べ、「暑くなってきた」と思うまでが長くなっているのです。
歩きながらこのことに気付き、それはなぜだろう?と考えてみました。
正直、冷えとりを始める前に比べたら、自分の身体の冷えはなくなってきているだろうと思っていました。
冷えを正確に数値で表せればわかりやすいのでしょうが、それはできないのであくまでも自分が感じる感覚になってしまうわけですが、足元は常に冷えとり靴下の重ねばきで温められているおかげで、「寒い」と意識することが減ってきたと思います。
が、歳を重ねるごとに、確実に筋力は低下してきているだろうし、それにともない基礎代謝も落ちてきているだろうし・・・
こんなところで自分の体力の低下を感じるのはとても悲しいことでしたが、現実は現実。受け入れなければなりませんね。
そうそう、こんな風に割り切れるようになった(感情を手放せるようになった)り、切り替えが早くなったのも冷えとりを始めてからです。
以前ならぐちぐち・ねちねちと(笑)悩み続けていたのに、今はパッと手放せるようになったのだから面白いものです。
筋力が落ちてきたから悲しがるのではなく、筋力が落ちてきたから運動を取り入れる、でいいのではないかな、と思えると何かと楽になりますね。
身体の冷えはなかなか取れないけれど、こんな風に楽に生きられる考え方は冷えとり生活でしっかり身に付いたようです。