筋トレが良いことは頭ではよくわかっているのですが、いざやろうとなるとつい億劫になってしまうことがあります。ジムに通っている私でも時々面倒になります。
近年は空前のという言葉がピッタリの筋トレブーム。もはや筋トレは男性だけのものではなくなりつつあります。長寿の時代になってきたからこそ、元気に動くためには年齢を重ねた人たちにこそ筋トレが必要になってきます。
冷えとり的に見ても、靴下の重ね履きや半身浴にばかり頼るのではなく、筋肉をつけて「自家発電」することも大事。」
・・・とはいえ筋トレは億劫で・・・というループ(^_^;)
でも石原新菜先生のおススメは「ちょい筋トレ」。忙しくても、すきま時間ですぐにできる簡単な運動をすることで筋肉をつけていくという提案です。
すきま時間にちょい筋トレ
筋トレと聞いて頭に思い浮かべるのが、バーベルを持ち上げる筋肉ムキムキな男性の姿。最近では男性だけでなく、若い女性でもバキバキな体のインストラクターさんも多くなりました。
テレビでもたまに見かけることがありますが、どなたもとてもストイックで、とてもとても真似できません。私には無理!と思ってしまう方も多いでしょう。
でもあそこまで自分を追い込む必要はないのかなと思います。目的としては「筋肉の維持」なのだから、もう少し手軽で簡単な、そして継続していくことができる筋トレが望ましいですよね。
冷えとりで有名な石原新菜医師が提案するのはそんな手軽な筋トレです。極限まで自分を追い込む・・・なんていう必要は一切なし!すきま時間にちゃちゃっとできるのが魅力です♪
ちょい筋トレのやり方
石原新菜先生が推奨している「ちょい筋トレ」はどれも簡単なものばかり。やり方なんて言うほどのものでもないので、読んで頭の片隅に置いておくといいですよ。
エレベーターを待っている間にスクワットをする
エレベーターの中で壁腕立て伏せをする
エレベーターの中で腹筋を意識して、立ったまま素早くウエストをひねる腹筋運動
買い物の帰りに、レジ袋を上げ下げして腕の筋肉を鍛える
掃除機をかける時は、前後に足を大きく開いて重心を下げて足に負荷をかける
電車に乗っている時は、背筋を伸ばしてインナーマッスルを鍛える
電車の中で立っている時に、つま先立ち運動をする
自転車はあえて、電動ではない自転車を選んで一番重いギアで走る
できるだけ階段を使う
「これが筋トレ?」と思うかもしれませんが、いやいやいや、日常生活の中の動きは案外あなどれないものです。石原新菜先生はこの生活を続けたことで10年前と比べて平熱が約1℃上がったのだそう。
余談になりますが、昔とは生活が大きく変わり、今はベッドの生活で布団の上げ下げなどしないで済みますが、あの運動はかなりの筋トレになるのだそうです。
重い器具を使わなくても、自重で十分筋トレは出来るし、むしろ器具を使わないから体に優しい筋トレとも言えます。
本当に冷え性を克服したいのなら筋肉量を増やすことが一番の近道!
体温が上がると体調がよくなるのは石原新菜先生の実証済み。日常の中でできる「ちょい筋トレ」を続けてみませんか?