毎日、NHKの番組「あさイチ」を録画しておいて見ています。
先日の特集はストレッチでした。
ストレッチの重要性は良くわかっているつもりですが、いざやろうとなるとなかなか億劫になってしまいます。
先日の特集もささっと早送りで見終えようと思ったのですが、ストレッチの内容が今とても興味深いものだったので、ついつい最後まで食い入るように見いってしまいました
拮抗筋(きっこうきん)ストレッチとは
あさイチの拮抗筋ストレッチの詳しい内容紹介はこちら。
拮抗筋(きっこうきん)ストレッチとは、伸ばしたい筋肉の逆側にある筋肉である【拮抗筋】を意識して縮めるストレッチです。
通常のストレッチより筋肉が伸びやすく、柔軟性がアップするのだそう!
筋肉の柔軟性がアップすることにより、これまで治らなかった腰の痛みや肩こりの悩みが改善することが期待できるのだそうです。
また、運動能力の向上・つまずき防止やむくみ解消も期待できるのに、思い出したときにすぐできる簡単な運動というところも魅力です。
あさイチの中で紹介された拮抗筋ストレッチは、
「腰痛改善ストレッチ」「肩凝り改善ストレッチ」「かけっこ回転数アップ&むくみ予防・改善ストレッチ」「かけっこ歩幅アップ&つまずき防止ストレッチ」の4種類。
かけっことついたものは大人には関係なさそうですが、足の付け根の筋肉をストレッチすることで足先が持ち上がりやすくなり、つまずき防止に役立つそう。
「肩凝り改善ストレッチ」はホットヨガやピラティスでも似た動きをしていて、いわゆる「猫のポーズ」と呼ばれるもの。このまま続けていけば肩こり改善は期待できるなと思いました。
そして「腰痛改善ストレッチ」。
この番組の何にそして何故興味深いものだったかと言えば、骨盤を意識したストレッチだったからです。
骨盤を立てるために拮抗筋ストレッチ
ホットスタジオで骨盤矯正プログラムを行って以来、何かと気になってしまう骨盤というワード。
そして、ヨガをやっていてもきくち体操をやっていても、もう何をやっていても一番気になっていたことがあります。
それは私が骨盤が硬いこと。
骨盤が前に倒れないため、前屈しようと思っても骨盤は後傾してしまい、お腹からしか前に倒せないのです。
自分はどうしてこんなに体が硬いのだろうも悩んでいたのですが、こんな問題があったわけです。
そこで骨盤を前に倒すべく、足の付け根から前に倒すという練習をしたのですがなかなか思うようになりませんでした。
しかし、今回の番組を見たところ、やはり同じように前屈は膝を伸ばすことや前に倒れることよりも、大事なのは御腹と太ももを離さないこと!
まぁこれがなかなか大変なのですが。
その練習法として、
① 足を少し開いて、しゃがむ
② 足首の後ろを持ち、太ももとおなかを離さないようにし、かつ、太ももの前側の筋肉に力を入れて、できる限りひざを伸ばす
これを1回10秒間×5セットを朝と晩に行うと効果的だそうです。
一番重要なポイントは、やはり太ももとおなかを離さないこと。
股関節の角度を変えずに太ももの前側の筋肉を縮めた状態に保つことができ、その状態で前側の筋肉に力を入れることで、太ももの後ろ側の筋肉をさらに伸ばすことができるのだそうですよ。
その際、必ず呼吸を止めずに続ける事!
これはヨガやピラティスでも言われています。先生の中には、
「伸ばしているところを呼吸でマッサージするように」
とおっしゃる方がいて、なんとなくそれがとてもしっくりくる表現だったのでそれ以来そう意識するようになりました。
足が冷たい事、姿勢が悪い事、体が硬い事・・・
これまでずっとこの悩みを抱えてきましたが、もしかしたら骨盤まわりが柔らかくなることでこれらが解消するのでは!?と期待しています。
ということで、毎日のストレッチとして続けてみます。
目指せ、前屈ペタン!