以前は大嫌いだったストレッチですが、最近では進んでやるようになりました。
やることによって少しではありますが体は伸びるようになるし、体が伸びればやっていて気持ちよく感じるし。
ストレッチでも運動でもそうですが、やればやるほど効果が倍々になって自分に返ってくるような気がしています。
以前から呼吸が浅いなと感じていたことも、いつの間にか深い呼吸が出来るようになっていて、肩甲骨を意識するようになれたのもストレッチ効果の一つです。
深呼吸で頭がクラクラ!?
呼吸の浅さに関してはこれまでも何度か書いてきました。
普段の呼吸も浅い方だと思っていましたが、何が一番良くないって、緊張をする場面で無意識に呼吸を止めていることです。
緊張をすると、ウッと呼吸を止め緊張が過ぎるとふ~っと息を吐く。
しかも私は小さなことですぐに緊張をするため、トータルすると息を止めている時間が長い(>_<)
これは決して良い事とはいえないでしょうね。
これではいけないと、気づいた時には深呼吸をするようにしていたのですが、深い呼吸に慣れていなかったため、深呼吸程度で頭がクラッとしてしまうのです!
だから呼吸を意識することが多いヨガやピラティスを始める前には少し不安もありました。
運動を続けたおかげで手ごたえも感じられるように
確かにヨガやピラティスで深い呼吸をする際など、初めのうちはくらっとしたり、深い呼吸が逆に不快だったりもしました。
しかしいつの間にかそれにも慣れたようで、先日もヨガの最中に自然と深い呼吸をしていた自分に少々驚いたりもしました。
ピラティスもそうですが、ヨガは特に呼吸と動きとの連動を意識するように声をかけられます。最初はその意味が分かりませんでしたが、最近は連動できた時に心地良さを感じられるようにもなりました。
よく講師の先生が
「胸を開いて」
「喉を開けて」
「呼吸で背中をマッサージするようなイメージで」
というような声掛けをしてくれます。
これらの言葉がやればやるほどわかって来るのですが、いかんせん体が硬いため「胸を開く」ということが頭ではわかっても実際には上手にできません。
そういうこと一つでも
「あぁ、自分は背中が硬いんだ」
等の気づきがあるから、長い目で見るとそれも必要な事だとは思います。
私の体はカチカチなので、改善していく部分がたくさんあるのですが、中でも肩甲骨に関しては、深い呼吸をする上で重要だなというのを感じています。
以前から流行っている「肩甲骨はがし」という言葉ですが、これまでもさまざまな本を読んだり動画を見たりしてやってはいました。
ただ、今のように運動を始める前は、やってはいても肩甲骨を動かせている手ごたえがないと感じていました。それだけカチカチだったのでしょうね。
今はヨガとピラティスのおかげで以前に比べればあちこちが動きやすくなったのか、同じ運動をしてもしっかり手ごたえがあります。
特にマシンを使った筋トレで広背筋を鍛える「ラットプルダウン」というマシンがあるのですが、「肩甲骨を寄せる」という感覚がどうもつかめないままでした。
でも次第に肩甲骨が動かせるようになってからは、ラットプルダウンを使っていても肩甲骨を寄せるという動作が出来るようになり、より効果が増してきたと感じています。
寝たままできる肩甲骨はがし
そして、先日図書館で見つけたこの本がとても気に入りました。
寝たままできるから、ベッドに入って寝る前に出来るのがいいところ。
そして、肩甲骨が動かせるようになると、自然と深い呼吸もできるようになるのが魅力!
簡単な動きばかりで、紹介されているものはホットヨガやピラティスにも出てくる動きも多いです。
こういう本を読んでいるといつも思うのが、日常に取り入れることが大切だなということ。
例えば「壁を利用して腕・脇の体の側面を伸ばすという運動」を、ちょっとした合間に取り入れるとか、煮込み料理をしている間とか、洗濯の脱水を待っている間とか。
さぁ、今から肩甲骨はがしをしますよ、というのではなく、何かの時にさっとやれることが長く続ける秘訣だなと感じました。
カチカチの体を作ってしまったのは紛れもなく自分の責任、時間はかかるでしょうが少しずつ柔軟性のある体を作っていきたいと思います。