冷えを完全に取り去るため(と言っても冷えは日々作られるものですが)として、骨盤に注目をし始めたわけですが、知れば知るほど奥が深いというか、興味深いです、骨盤!
中でも、骨盤の後傾を矯正するためにさまざまなストレッチに取り組み始めたわけですが、この骨盤が後傾する理由の一つとして ハムストリングが硬くなっているため ということもあるのだとか。
ハムストリングが硬くなっている状態を「タイトハム」というのだそうです。
タイトハム解消のためにストレッチを
これまでも何度も書いてきましたが、私は子供の頃から体が硬く、スポーツテストの前屈ではほとんど曲らず、とても恥ずかしい思いをしてきました。
体育の準備体操の際も、開脚前屈も一人だけ全く曲がらず(笑) 私ほど曲がらない人はクラスにいないほどでした。
お風呂上りに前屈をするなど努力はそれなりにしてきたつもりでしたが、どれだけ続けても前屈が出来るようになる様子はありませんでした。
今思えばそれも当然といえます。どんなに前屈をしようと思っても、指先を足先につけるような前屈のやり方では一生ピタッと前屈は出来ません。
なぜ体育の先生は一言、
「手を付けようとしないでお腹と太ももを近づけるようにして」
と言ってくれなかったのか・・・と今さらもどかしい思いがします。
前屈が苦手な人の原因は、骨盤が後傾していることが多く、骨盤が後傾していると体にさまざまな影響が出ます。
まず、ハムストリングやふくらはぎの筋肉が硬くなります。
骨盤とハムストリングは繋がっており、骨盤が後傾することでハムストリングが緩んだ状態になり使われずにいることでどんどん硬くなっていくのだそうです。
また、骨盤が後傾しタイトハムになることで姿勢も悪くなり猫背になります。
このあたりは私の場合、骨盤の後傾が先なのか、それとも猫背が先なのかわかりませんが。
いずれにせよ、書かれていたことはまるっきり私の姿勢のことだったし、長年前屈の練習をしてもうまくいかなかったこと、猫背を治そうとしても根本的な解決にならなかったことに合点がいきます。
そして私は、骨盤が後傾しハムストリングが休んだ状態になっていることでむくみを引き起こしているのでは?とひそかに思っています。
足のむくみの原因は骨盤のゆがみにもあるそうだし、私の場合は骨盤の矯正が必須です。
しかし、後傾した骨盤を立てようと思っても、硬くなったハムストリングが骨盤を引っ張っているのですから、まずはハムストリングのストレッチから始めないとなりません。
いや~ここまで来るのに随分と時間がかかりました。そしてまさかこんなにもいろいろと繋がっていて、その部分だけを治しても根本的な改善にはならないということもわかりました。
恐ろしいですね・・・(>_<)
でも以前のようにできなくてもできなくても前屈をし続ける必要はなくなっただけいいです。
まずはタイトハムを解消するストレッチを続けてみます。