冷えとり靴下の重ね履きをしていると、自分の素足を見ることがあまりなくなります。半身浴をしている時か、靴下の重ね履きをしている時くらいでしょうか。
ただ私はヨガを始めたことで、偶然にも素足を見る機会が増えました。というか、素足になることが増えたということですね。
冷えとりをしているのに、ヨガを始めたことで素足になることが多くなったってどうよ?と思ったこともありましたが、素足のデメリット以上にヨガを始めたメリットが多いのでよしとしました。
そして、そんな自分の素足を見た時に、フト感じたことが。
「アレ? 足が育ってる?」
意識することで確実に育つ
この言葉、以前書いたブログとは正反対なことに気づきます。
このブログ記事の中では、ある時フト「足の指が縮こまっている、退化している感じ」と記しています。まさに「退化」と言うのがその時に感じたピッタリの言葉でした。
ちょうどその頃に「きくち体操」を始め、足の指先にまで意識がいくようになっていたタイミングでもありました。
奇しくも、冷えとりを始めて足先を冷えとり靴下で覆い被せ、大事に大事にした結果、足指を動かさなくなってしまっていたことに気づきました。
これは・・・あまりにも本末転倒(>_<)
冷えとり靴下の重ね履きをすることはもちろん大切ですが、それよりももっと大切なのは動かすこと。それがついおろそかになっていたのです。
以来、常に足の指に意識を持って行くようにして、「グーチョキパー」の動きをしたりして動かすことを心がけました。
きくち体操を始めたのが昨年の9月、あれから半年後にはホットスタジオでヨガやピラティスをして汗を流し、ジムで筋トレをするまでに至ることなど、一体誰が想像したでしょう!
特にヨガとピラティスでは、準備体操のストレッチの中で必ず「足指グーチョキパー」を行います。半年前からやっていた私は何の苦も無く足指が広がりましたが、初めての人は自在に足指を動かすことすら困難だった様子。
それで思い出しました、私の半年前を。
初めて足指グーチョキパーをDVDを見ながらやった時、指がほとんど開かなかったことを。
そう考えるとこの半年で確実に足指は育ってきてるわけですよね。だから冒頭に感じたこともあながち間違っていたわけではないのです。
以前の足指と現在の比較
そこで、以前の写真と現在の足の指を比較してみました。上手く同じポーズがとれませんでしたが・・・
左が以前、右が現在ですがどうでしょう?
全体的に縮こまっていた足先が、伸びやかに変化したように感じます。
縮こまっていた足指の、一本一本がそれぞれ主張を持ち始めたという感じがします。
グーはもちろん、チョキもパーも思うがまま。目いっぱい広げられるし、思い切り前後に開けるし!
動かせば動くようになる、動かさなければ動かなくなる。
当たり前のことですが、実践してみてそれがよくわかりました。そしてもしそれに気づかずにいたら・・・と思うと恐ろしいです。
ヨガやピラティスを始めてわかったのですが、何も動きにくくなっているのは足の指だけではありません。これまで特に意識してこなかった肩甲骨・股関節も、確実に固まってきていて、それをほぐすのに四苦八苦中^^;
でも今気づけたのだから今から動かしていけばいいこと。そして足の指のように半年後には・・・ニッコリできているかもしれません。
足指の広がりヨガのポーズもとりやすくなった!
ヨガの先生がよく
「足の裏をマットに根付かせて」とおっしゃいます。私はその言葉が大好き(笑)
なんていうのでしょう・・・ヨガという精神的な繋がりを持つエクササイズなので、「マット=地球」というイメージがして、それがただ単に「しっかりと立つ」という事だけでなく、「地球と繋がっていることを意識しながら」と言われているような気がするのです。
考えすぎ?
でもそう意識するだけで、不安定だったポーズが急に安定するようになったりするのですから、まんざらでもないような。
「足の指一本一本を広げてマットの上に立って」
と言われた時の私の足、かな~り開いていると思われます(笑)
もしかしたら気のせいかもしれない、でも自分の感覚としては以前よりも指が縮こまっているという感覚は全くない、それでいいのかもしれませんね。
こんな風にして、これまで意識が届いていなかった体の部分に意識を持って行ってあげることが大切なのだと思います。
次は肩甲骨。そして股関節。
自分の体をじっくり観察して、その変化に気づいてあげられるようになりたいです。