ヨガをしていてもピラティスをしていても、骨盤ストレッチをしていても、
「あ、これ同じだな」
と思うエクササイズがあります。
ピラティスはヨガから派生したものだと言われているので当然かもしれませんが、筋肉の成り立ちや骨格から考えてのことだと思うと、これは重要な動きなのだなと再確認できますね。
その動きの中の一つで、まずは長座し(実はその長座ですら結構辛いのですが)、片方の足を曲げてもう片方のももの上に乗せ、足首から下を動かすもの。
「足と指を絡ませて~」
という指示があり、あれ?もしかしてこれは・・・?と思ったらやっぱり「きくち体操」♪
きくち体操のエッセンスも
足の指の一本一本に、手の指を絡ませてそこで握手。
なんてことない動きなのですが、足の指が弱って来るとそれすらももどかしいのだとか。
幸い私はまだ何の苦もなくできるエクササイズですが、きくち体操ではこれが出来なくなっている人も多いと言っていました。
ただし、「今出来なくても毎日やればできるようになる」とおっしゃっています。「育てる」ということですね。
きっときくち体操もいろいろなエクササイズが取り込まれ、ある年齢層にピッタリの運動となって完成されたのだと思います。
ということは、ますます共通の動きというのは重要なものだということがわかりますね。
即効性あり!足指マッサージ
そんな「足と指の握手」や、足指で強く手を握って、次に手の指で足の指を強く握って・・・
という動きに続き、足の指でグーチョキパー!
これもきくち体操で経験済みだったから、ホットプログラムでも簡単にできました。
これらをすでに暖かいスタジオ内で行うので、その時はほんの準備体操のようにしか感じないのですが、ある時夕飯後に足先が冷えていることを感じ、一連の足指体操をしてみました。
するとどうでしょう、あっという間に足先がポカポカに!
こんなにも即効性があるものかと正直驚かされました。足を直接触ってマッサージしているのだから当然と言えば当然なのですが・・・
でも毎日きくち体操をしていた頃にはこの効果が気づきませんでした。
というよりも、私の体の方が少しずつ変化してきているという方が正しいのかも?
まだ始めたばかりではありますが、大量の汗をかき体の中を巡らせるようになり、ちょっとした外部からの刺激で体も反応できるようになったのかもしれません。
以来、気づいた時に冷えとり靴下を履いたまま(!)で足指のマッサージをしています。
指を絡ませることはできませんが、足指を一本一本つまんだりなでたり引っ張ったり。
ついでに足首をブラブラさせて、最後は足の付け根から動かすように足をブラブラ。
たったこれだけですが、冷えは解消するしむくみにも効果があるように思います。
根本的な冷えやむくみの解消には至らないでしょうが、即効性があるのが最大の強み★
気づいた時の習慣にできればもうこっちのもの!です(^-^)