今年の夏は、FDSさんからいただいた4枚セットの靴下をよく履いていました。靴下の重ねばきの枚数を減らしたことや、冷えとり健康法だけに依存しない冷えとりを模索し始めた時だったので、ちょうどタイミングがあったという感じでした。
そしてそれまでずっと敬遠してきた、綿ソックスにも挑戦してみたこの半年でしたが、やはり気温や湿度が下がった今の季節、ウールの靴下の暖かさや安心感にホッとする今日このこの頃です。
秋はウールが落ち着きます
Maritime Wool Socks / sand_and_sky
なぜ冷えとりを始めてから綿のソックスを避けてきたかと言えば、
足に汗をかいてその汗を綿が吸い取っても放出しずらいので靴下が冷たくなって足が冷えるため
です。
これは一般的にそうなるのではなく、私の体質的なもの(手足多汗症)のためだと思います。普通にかいた程度の汗なら綿でもなんなく乾くのでしょうが、私のかく汗の量では乾ききらないうちに靴下がひんやりとしてきてしまうのです。
綿の特徴でもある「水分を吸いやすい反面、放出しにくい」という部分が悪い方に出てしまった例だと思います(綿の厚みにもよりますが)。
それに比べ、ウールは水分を吸いやすいうえに乾きやすいという特性を持っており、私のような体質にはピッタリの靴下だったのです。デメリットは値段が綿に比べて高いことと、摩擦に弱いところでしょうか。
摩擦に関しては、外側の靴下の上にさらに化繊が入った靴下を履くことでクリアできます。肌からは遠いので影響もないのだそう。初期投資は痛いですが、めんげんで穴が頻繁に開く時期が過ぎれば、その後の毒だしは緩やかになるため買い足しも比較的楽になります。
そしてなんといっても、ウールの靴下を履いた時の厚みというか、背が数ミリ高くなったかのような!?歩くとふんわりしてクッション性があるところなど、なんとも言えず心地いい♪
足が丸ごと包まれている感じも安心感があります。ここのところ毎晩涼しくなってきたので、半身浴上がりに体の熱気が治まった頃、一枚一枚履く靴下の気持ちよさったら!!思わず
「はぁ~、幸せ♪」
と言ってしまうほど^^
夏に履いていた綿の靴下は薄手だったため、私のような足でも吸った汗の乾きが早いという利点がありました。これは靴下をいただいたからこそ気づけたこと。それまでなら、「あ、私は綿の靴下はダメなんで」とはなから拒否していたところ。こんな風に受け入れられるようになったのも、冷えとりで心の冷えをとっていけている証拠でしょうか。
夏の猛烈な暑さが足早に去ってしまい、なんだか季節に置いてけぼりにされた気分をまだ引きずっていますが、食べ物を温かい煮込み系に変えるように、靴下も綿からウールに変えてあげるのも、身体が喜ぶことかもしれませんよ♪