2017年が明けてすでに7日。世の中はすっかりお正月モードから通常モードに戻ったにも関わらず、私は未だ通常モードに戻ることが出来ずにいます。
はい、年明け早々体調を崩し寝込みました(>_<)
いったん良くなったかと思いきや、再び熱が上がりダウン。こうなると具合が良くなってもすぐには動き出さない方がいいかなと慎重になってしまいます。
そして毎度のことながら、具合が悪いと途端に靴下が湿りはじめます。今回も毎日冷えとり靴下を履き替えなければならないほどでした。
具合が悪いとなぜ靴下が濡れるのか?
私はこのブログでも書いているように、手と足に人よりも多く汗をかく「多汗症」です。
特に手の汗に関しては人生の中でも長い期間悩み続けてきた事でもありました。
足の裏の汗は手の汗とはまた違う悩みも発生します。場所が場所だけに不衛生になりがちで、ともすれば悪臭も伴いかねません。だから冷えとりをする前から素足で過ごすことはほとんどありませんでした。
冬至から常に足は「足汗取り」として靴下を着用。そのうち「五本指靴下が足汗を吸って気持ちいい!」をいうことを経験的に知るようになります。それが冷えとり健康法がすんなり納得できた理由の一つでもあります。
ただ、その頃はシルクではなく綿の五本指靴下だったため、足汗をかくと靴下が湿り、それが乾かず結果的に足を冷やすという結果を招いていました。
その後冷えとり健康法に出会い、「自分の足の特徴にはシルクとウールが合う」ということがわかり、以来足にかく汗を意識せずに過ごしてくることが出来ました。
これはシルクやウールが「吸湿性が良く乾燥性も良い」という特徴があるから。綿は吸湿性は高くても乾きにくい特徴があるため、私のような大汗かきの足には合わなかったのです。
これらの特徴のおかげで、普段から快適に冷えとり靴下の重ね履きができています。しかしそんな靴下が汗でぐっしょりと湿る場合があります。それは以下の二つの場合です。
気温が高くなるなどして体温のコントロールが乱れた時
冷えとりを始めてからは、常に「頭寒足熱」の状態を保つようにしています。不思議なことに、下半身をしっかり温めていれば上半身が多少薄着でも寒く感じません。
というよりはむしろ私の場合、のぼせて気分が悪くなることが多いので、頭寒足熱を保つことが自分にとってベストな体温管理法なのだということがわかりました。
しかし、環境が変化するとこのバランスも崩れやすくなります。特に暑い室内がそうで、これに対応できるよう、冬でもコートの下は薄着にし、すぐに脱げるように気をつけています。
家にいる時でも、私一人の時なら涼しい寄りの室温を維持しておけますが、家族が揃うとそうはいきません。私にとってはのぼせるほどの暑い室内で、家族は「寒い寒い」と言っているのですから・・・これに関しては未だ課題が山積みです。
そしてこういう時は必ず靴下が湿ります。この場合の理由は簡単、ただ単に室温が高すぎて体温が上がり、コントロールするための発汗ですね。
体調を崩している時
それに対し、体調を崩している時にも必ず靴下が湿ります。
この年始、久しぶりに熱が出て丸一日寝込んでいました。毎回そうなのですが、熱の出始めは体が冷え切っていて、手も足も氷のように冷たいまま。
今回も寝込む際に湯たんぽを二つベッドに持ち込んだのですが、いつまで経っても足は冷たいまま。足の冷たさで湯たんぽが冷めるのでは?と思うほどでした。
その後、しばらく時間はかかりましたがゆっくりと手足の先が温まってきて、熱もどんどん上がってきました。ただこの時点ではまだ足に汗をかくまでには至りません。
足に汗をかき始めるのはこの後。少し体調が良くなってきたかな~?熱が下がってきたかな?と思う頃。体中の全ての汗が足裏から出ているのでは?と思うほど出て靴下はびっしょり。
これを冷えとり的に言えば「毒素が出ている」というのかもしれません。が、私はあまりその感覚はなく、「汗が出てきたからそろそろ治るかな~」という目安程度に考えています。
手汗・足汗は私になくてはならないものの一つ
毒素が出ているのかどうかは別として、体調を崩すたびに靴下が湿ることに関して思うこと、
それは「私は足汗が出ているおかげで体温のコントロールが出来ているのだ」という事です。
これは足汗だけに限らず、私の場合は手汗も体温コントロールの重要なアイテムの一つだと思えるようになりました。
手汗・足汗は面倒なものではありますが、私の身体を健康に保っていくためには必要不可欠なもの。これは「個性」と捉えるしかないのかもしれませんね。
そしてそんな汗をしっかり吸い取り快適に過ごせる冷えとり靴下もまた、私にはなくてはならないものの一つでもあります。