腸を整えることは、健康に暮らすことにも冷えをとるにも良いこととされています。それを知ってからは腸活を続けていますが、中でも最近のヒットは手作りヨーグルトでしょうか。 今年の秋に立てた目標として、「食事で冷えとりをする」というものがありました。 冷えとり健康法を続けていくことには変わりありませんが、それに加えて一生元気で暮らせる体作りを今から意識し ...
腸内環境を改善して体の冷えをとる
初めて作った時は、あまりにも簡単に、しかも美味しくできたことに驚くばかりでした。その後何度も作っていますが、そのたびに「おぉぉ~」と感動は続いています(^_^;)
自宅で簡単に手作りヨーグルトが作れる幸せをかみしめている毎日です。
・・・が今回、ヨーグルトメーカーを購入してから初めてヨーグルト作りに失敗してしまいました。出来上がる時間になったのでヨーグルトメーカーから取り出したところ、いつものように固まっておらず、ゆるゆるのままだったのです!
よくよく見てみると、さらっとした牛乳のままというよりも、「飲むヨーグルト」のような状態。匂いをかんでみるとかすかに酸味も香ります。
これはこれで飲めるそうですが、それにしても今回なぜ失敗してしまったのでしょうか? 手作りヨーグルトに失敗した原因を考えてみました。
手作りヨーグルトが失敗する原因4つ
自宅で簡単に作れるヨーグルトメーカーですが、やはりそこは発酵食品ということもあり、それなりに注意しなければならないことがいくつかあります。
今回、初めて失敗してしまったわけですが、その中の何かに原因があったのだと思われます。
そもそも手作りヨーグルトが失敗する原因としては、以下のようなことがあげられるようです。
・器具の消毒が不十分
・手作りヨーグルトに適さない牛乳を使用している
・発酵温度が低い・発酵時間が足りない
・種ヨーグルトが古い
一つ一つ考察してみます。
器具の消毒が不十分
私がBONNE(ボンヌ)で購入したヨーグルトメーカーは、IDEA LABEL (イデアレーベル)の「発酵フードメーカー」というもの。
イデアインターナショナルといえば「BRUNOブルーノ」というホットプレートが有名です。
従来のホットプレートとは大きく違うおしゃれなカラー、人気があるのもよくわかります。
そのイデアインターナショナルから発売されている「発酵フードメーカー」もとってもおしゃれ。もちろん使い方も簡単です。
他のヨーグルトメーカーでは容器を消毒するのに電子レンジを利用する場合もあるようですが、私は熱湯でさっと消毒しています。少しのお湯を沸かすだけなのでそう手間はありません。
容器の中に専用の長いスプーンも入れ、蓋と一緒に消毒しています。この方法でこれまで一度も失敗したことはありませんでした。
手作りヨーグルトに適さない牛乳を使用している
ヨーグルトを家庭で作る際、牛乳選びには少し注意が必要です。普段好んで飲んでいる牛乳が、実はヨーグルト作りに適さない場合もあります。
ヨーグルト作りに適している牛乳は、種類別名称が「牛乳」と記されているものです。種類別名称が「牛乳」と記されていれば、低脂肪牛乳でも無脂肪牛乳でもヨーグルトが作れます。
うちが普段から選んでいる牛乳は種類別名称が牛乳のものなので問題ありません。
・発酵温度が低い・発酵時間が足りない
ヨーグルトを作るには、発酵の温度を管理したり、発酵時間を管理する必要があります。しかし一般的に売られているヨーグルトメーカーは、スイッチ一つでその管理が出来るものが多いようです。
私が使っている発酵フードメーカーも、25~65度まで1度単位で設定できる温度調節機能と、1~48時間まで1時間単位で設定できるタイマー機能を搭載しています。
温度と時間はヨーグルトメーカーによってさまざまですが、発酵フードメーカーの場合、ヨーグルトは42℃6時間で作れます。これまでもそれで失敗したことはありません。
種ヨーグルトが古い
ヨーグルトは発酵食品なので、種になるヨーグルトも鮮度が大切になってきます。
せっかく手作りで作るのだから、常にフレッシュなものを食べたいと思い、1ℓ作れる容器ではありますが、毎回500mlで作っています。
種菌はR-1ヨーグルトですが、カップの約半分を使用し、残りはすぐにラップをして保存。次回のヨーグルト作りの際に利用していました。
ヨーグルト作りを続けている方の中には、コスパをよくするために手作りしたヨーグルトを種菌にして作っている方も多いようですが、私は失敗したくなかったので常に市販のヨーグルトを種菌として利用してきました。
思い当たることは種菌が古くなっていたこと?
さて、ここまで手作りヨーグルトが失敗する原因をあげてみて、一つ思い当たることがありました。それは、前回半分使って今回残りを使った種になるヨーグルトのことです。
いつも1つのヨーグルトを2回に分けて元種として使い、これまで何も問題はありませんでした。保管の仕方もいつも通り。なぜ今回に限って失敗したのか・・・
そこで振り返ってみると、元種を2回に分けて使うのはいつも通りではあるけれど、今回はその間が長かったということに気づきました。
というのも、いつもなら500mlの牛乳でヨーグルトを作り、2~3日で食べきるのですが、なぜか今回は食べきるのに3~4日かかりました。
当然のことながら、その間は元種もそのままになっていたのですから、いつもに比べると保存期間が長かったということになります。ここからは憶測になりますが、今回失敗した原因は、元種が古くなっていたからかもしれません。
R-1ヨーグルトを多くの人が手作りする理由は、「1個買うと高いR-1ヨーグルトを大量生産して安く食べたい」ということだと思います。
私はR-1ヨーグルトにさほど思い入れはありませんが、せっかく家でたくさん作れるのであればとR-1ヨーグルトを種菌として使い続けてきました。
その際、牛乳1ℓで作ると食べきれないだろうし、半分ずつ作って新鮮なヨーグルトを食べよう、そうすればR-1ヨーグルトを買うのも2回に1回で済む、と考えたからです。
しかし、今回のようなことは今後も考えられるとすると、買ってきた牛乳1ℓと、買ってきたR-1ヨーグルト1個を使い切って作ってしまった方が失敗する確率は減るかもしれません。
これまで順調に手作りヨーグルトを作ってきましたが、こういう失敗もあるのだなぁといい勉強になりました。
失敗したヨーグルトですが、チーズに作り替えたり、パンケーキに入れたりと再利用の方法はいろいろあるようです。失敗したからこそ出会えるレシピもあるかもしれませんね。