冷えとり健康法には、「靴下の重ね履き」「半身浴」といった大きな二大柱があります。しかし実際にはそれだけではなく、運動をしたり食事に気をつけたりと、細かい部分で生活習慣を修正していく必要があります。
・・・そうわかっていながらなかなか手をつけられなかった運動習慣も、冷えとり歴4年目にしてやっと生活の中に取り入れることができるようになりました。
そして食事に関しては、運動よりも早い時点で気をつけられるようにはなっていましたが、それでも最近、やっと本当の意味での食事がわかってきたような気がします。
適量を見極める
元々、玄米菜食に興味があったこともあり、食事に関しては密かに自信があったというか、運動を取り入れることに比べれば自分にとってははるかに楽、と思っている節がありました。
ではなぜここにきて冷えとりの食事に関しての意識が変わってきたかと言えば、今の自分にあった食事の適正量・カロリーなどを調べてみた結果、
「今までと同じではいけない」
と気づき、強い危機感を抱いたからです。
歳を取った、昔とは違う・・・と口ではいいつつも、心のどこかでは
「自分はまだまだ大丈夫」
という理由のない自信みたいなものがあったのだと思います。
だから、運動さえしていれば食事の内容に関してはまぁなんとかなると思ってしまっていたのです。
ここ、大きな落とし穴ですね(>_<)
元来の大雑把な性格がこんなところでも災いしました。「運動しているから大丈夫」という落とし穴にまんまとハマっていました・・・
そもそもウォーキングの運動量などは、激しい運動に比べれば消費カロリーは微々たるもの。運動プラス適正な食事をしていかなければ、今後どんどん太っていくことはよく考えればすぐにわかることなのですが・・・
運動が苦手だったという意識が強かったからでしょうか、
「今日は頑張ったから」
と、ご褒美のようにカロリーを気にせずに作りたいものを作って食べていれば、運動をしていなかった時よりも太っていくことも十分ありえます!
ずっと家にいる生活をしていると、意識して動かないと本当に楽が出来てしまいます。そして時間が来たからといって自分のお腹と相談もせずに食べているから、空腹感というものを感じなくなって久しい気もします。
まずはとにかくお腹をペコペコに減らして、それからゆっくりとよく噛んで食事をいただき、まだもう少し食べられる、という時点で勇気をもって(笑)やめておく。
これが今の私の食事のタイミングと適正量だということがわかりました。
そしてこれまで特に意識してこなかったことですが、今回は意識して脂質を減らす心がけをしています。
これが案外効果が出てきていて、体重計に乗るたびに体脂肪が減ってきているのでやる気も出ます。これを食べると体脂肪が減りやすい、これはこの量なら大丈夫、とゲームのように楽しんでいます。
もっと早くからこういうことに気付けばよかったのでしょうが、今が私にとってはきっとそのタイミングだったのでしょうね。
こういうことに気付けたのも、それまで食事に関しては「ダイエット」という目線でしか考えてこなかったけれど、「健康的な身体になる」という目線で見たことで、より質の良い体作りに繋がったのだと思っています。
こんな風に、食事からの冷えとりもいろいろ形を変えていくものなのですね。
そしてきっと、今やっている運動もまた少しずつ形を変え、その時の自分に無理なく合うものに辿り着くのでしょうね。
「~しよう!」「~しなきゃ!」ではなかなか続かないけれど、「自然に辿り着いて行ったこと」は、きっと無理なく長続きする理由なのでしょうね。