冷えとりと食事は切っても切れないもの。いくら冷えとり靴下の重ね履きや半身浴をしても、食べたいだけ食べていたらいつまでたっても根本的な冷えは改善されないし、食事だけでなく運動も取り入れなければ、「一時的に冷えを押さえる」だけになってしまいます。
少し前に「極小食 無病法」の本を読んでみて、私が考える小食とはもう別物だということを知り驚いたばかりでしたが、極小食の事がいつも心のどこかに引っかかっていて、結果的にそれが「極」ではないけれど「小食」に変わってきたような気がします。
自然にどれくらい食べたら満足するかがわかるように
子育てをしてきたからでしょうか、気が付けばなぜか、「せかせかとご飯を食べている」ようになっていました。もう急ぐことも何もないというのに、悪しき習慣だけが身についてしまったという・・・
わかってはいるけれど、長い年月をかけてつけてしまった癖というのはなかなか治らないもので、空腹に任せてガガーッと食べ、物足りなさに何か追加してしまう・・・ということの繰り返し。
作って出来上がって、食べる頃には満腹中枢が満たされてしまい、もう食べなくてもいいかな状態であっても、せっかく作ったのだから・・・という大義名分を掲げてお腹に収める、という情けなさ。
でも、今は自然に「自分にとっての適量」で満足できるようになったというのは、タイミングというか機が熟したというか。やろう!と思ってできることではありませんでした。
私の場合、「食を我慢する」「お酒を我慢する」というように、欲望を抑え込むことがとても苦手で、一時は抑え込むことができたとしても、必ずそのあとに反動がやってきます。
しかしなぜか、フッと降りてくるという言葉がピッタリなのですが、
「そうだ、お酒をやめてみよう」とか
「そうだ、ご飯を少なくしてみよう」と、自主的に?思いついたことはなぜか成功してしまうという傾向があるのです。
だから、そういうタイミングが降ってくるまで待たないと、無理矢理やっても成功しないのです。へそ曲がりです^^;
冷えとりを始めると自然に食欲が治まってくる、という話でしたが、私にはその日がなかなか訪れることがなく、むしろ冷えとりを始めてから太ったという恐ろしい結果だったのですが、ここにきてやっと、食が自分にとっての適正量になってきたなぁと感じます。
ここに至るまではいろいろな積み重ねがあって、出会いがあって、その結果の小食、ということですが、これも端的に言ってしまえば「冷えとりを始めたら食欲が治まった」ということになるのでしょうね。
実際はもっとこう、ちょっと違う感じなのですが。
要するに、冷えとりを始めたことによって足元が暖かくなり、それに伴って身体の不調が改善されたり内臓の働きが良くなったりなどの変化があり、行動が活発になってストレスも減り、考え方が前向きになり食べたり飲んだりでストレスを解消することもなくなり、結果、適正な量をたべるようになったことでダイエット効果に繋がった・・・という、書くと長い道のり(笑)
今は、
「もうちょっと食べたいけれど、それを食べてしまうと後で絶対に胃が重くなる」
とわかるようになり、お腹はいつも軽く体も快適♪ ま、週末などはつい食べ過ぎたりして後悔することもまだまだありますが^^;
冷えとりを始めたことで、いろいろなことが自分にカスタマイズされてきているなぁと感じています。