私の場合、生活のサイクルみたいなものでしょうか、しっかり半身浴ができる時期と、思うように半身浴の時間がとれない時期があります。
それはなぜなのかと考えてみたのですが、ものすごく忙しいから・・・というだけでなく、気持ちに余裕がないという時が多いように思います。
体が冷えている時は気持ちに余裕がない時?手浴だけでも心が緩む
春は生活の大きな変化が多い季節ですよね。私は「新しい事」に対してどうしても構えてしまう性格なため、どうしても毎年春は憂鬱になってしまうことが多いです。
これを「新しい生活にワクワクする!」と捉えられれば、なんの問題もないのでしょうが・・・
そんな風に心が塞いでいるうえ、春は気温の変化が激しいこともあり、気付けば足だけでなく手もカチンカチンに冷えていることが多いです。
そんな冷たい手で、肩もガチガチに固まって、楽しいことは何一つ考えられない・・・と気分が落ち込みながら温水で食器を洗っていたところ、ゴム手袋を通してお湯の暖かさが伝わってきて、気付けば憂鬱な気分がすっかり消えていたのです。
この時初めて、
「あぁ、手浴ってやったことがなかったけれど、こんなに気分転換になるものなんだ・・・」
と感激してしまいました。
以来、気分が落ち込んでいなくても、手が冷たくて体が冷えているなぁという時には、食器を熱めのお湯で洗うようにしています。しばらくすると、手だけでなく全身が暖かくなってくるのだから、手って本当に重要です。
と同時に、心に余裕がなく、思うように半身浴が出来なくて焦る気持ちがある時などは、
「じゃぁもう半身浴に頼らずに足湯をしよう!」
と切り替えてみました。
それも、足湯用のどうのなんて一切考えず、とにかく手軽にということを一番に考え、思い立ったらさっとできる
「お風呂で洗面器足湯」
です。
洗面器で足湯をするのは簡単ですが、すぐにお湯は冷めてしまうし、お風呂の淵に腰かけて足湯をしてもリラックスが出来ない・・・と思っていました。
でもそれを逆手に取り、
「リラックス目的ではなく、単純に足を暖めることだけを目的に」
としてしまうのです。
こうすると足湯のハードルはググッと下がるから不思議です。
しかも、手軽だから一日に何度も足湯をすることができ、結果的に足が温まったことで全身が温まり、寒い日でも気持ちよく動くことができるようになるのです。
足湯と言えば私の理想のイメージは、
「ソファに座って本を読んだり映画を見ながら、膝下まで深く入る足湯用の容器に浸かってリラックスする・・・」
というもの。
でも実際には、足が深く入る入れ物だとお湯を沸かすのも大変だし、使い終わった後お湯を運ぶのも大変!そういう手間を考えてしまうと
「今日はやらなくていっか」
と思ってしまうわけで。
だったらいっそのこと、もっとシンプルに、もっと単純に考えて、洗面器に足を入れ、設定温度を43度くらいにしたお湯をシャワーで入れれば簡単ですよね。
というか、どうしてこんなことに今まで気づかなかったのか不思議(笑)
それもこれも、私の最大の冷えである「心の壁」が邪魔していたというか、何をするにもまず「でも・・・」から考えてしまうことが影響していたのでしょうね。
それが冷えとりをコツコツと続けてきたことで、薄皮がはがれるように心の冷えも取れてきている・・・ということなのかもしれません。
花冷えのするこんな春の日は、のんび~り足湯より、こんなテキパキ足湯(笑)がおススメですよ~^^