昨日のブログにも書いたように、温かい日にはお風呂上りに素足を楽しむまで成長(?)しました。
ずっと、「お風呂上りにはすぐに靴下を履かねばならない」というように「ねばならない」でがんじがらめになっていたのですが、やっとそれがほどけてきた感じが心地よいです。
そしてこの間もお風呂上りに気持ちよく素足で過ごしている時に、フト自分の足を触ってみました。
すると、ガチガチに冷たいわけでもない、でもお風呂上がりのようにホカホカではない。
これまでならそれを
「大変! 足が冷えてる!!」
と思っていたのですが、その前にいったん立ち止まり
「今自分はどんな風に感じているのか?」
と考えてみると、
「触ってみると暖かくはないけれど、足先が冷たいとは感じていない」
ということでした。
これはちょっとした衝撃でした。
シンプルな旦那さんの考え方から学んだこと
すぐに旦那さんのそばに行き、同じようにお風呂上がりの素足の感触を楽しんでいる旦那さんの足を触ってみました。
その時点で旦那さんはお風呂からあがって小1時間は経っていました。私は風呂上りから20分程度といったところでしょうか。
触ってみるといつも足が暖かい旦那さんの足がヒンヤリしています。
「足、冷たくない?」と聞いてみると
「冷たくないよ。ちょうどいい感じだよ」との答え。
次に私の足を触ってもらいました
「どう?」
「うーん、ポカポカではないね。」
と言う答え。
そこで旦那さんの足と私の足の裏を合わせてみると、驚いたことに旦那さんの足の方が冷たかったのです。
「あれ? 俺の方が冷たいね。でも冷たいと感じてはいないけど」
「私も! 私も今、足が冷たいって感じてないの!」
これにもちょっとした衝撃というか気づきでした。
一年中足の暖かい旦那さんの足が、一時であれ私の足よりも冷たいというのも驚きでしたが、足の温度とその時の自分の感じ方の差にも驚きです。
触ってみて冷たいのは事実なのに、気持ちは冷たいと感じていない。
ここに重要なことが隠されているのでは!? と色めき立つ私(笑)
ところが旦那さんは、
「それでいいんじゃない? 自分が冷たいと感じてなければそれでいいんだよ」
といたってシンプルな考え。
なんだか拍子抜け(>_<)
でもそれがストレスをためない考え方なのだろうなぁとちょっと感心?してしまいました。
私はなんでも頭で考えてしまうタイプですが、旦那さんはもっと感覚的なタイプ。
自分の気持ちに素直に従う、という感じでしょうか。
それゆえに私からすると
「もっと考えてくれてもいいじゃない?」とか
「どうしてそう簡単に言うかなぁ」と思うことが多くありました。
でもどこか心のどこかで、そうシンプルに思える旦那さんの考え方が羨ましくもありました。
誰に何を言われようと自分の気持ちは曲げないという、強いけれどしなやかな考え方。
そう、私はつい、自分の気持ちよりも本に書いてあることを優先したり、自分が感じたことよりも一般常識を優先してしまうのです。
それによって生じるひずみに結局はストレスで冷えを招く・・・それってあまりにも矛盾していますね。
普段から、旦那さんのシンプルな考えによる行動に冷や冷やさせられる場面もありましたが(笑)、これからは少し旦那さんを見習おう!と思ったりして。
・・・あくまでも少しだけ、ですが。
足は常に触って暖かくなければいけないと思っていたのですが、そうでなくても自分が冷たいと感じなければいいのだ、と気づけた重要な出来事でした。
それにしても、実際に触ると冷たいのに冷たいと感じないというのは、何か根拠みたいなものがあるのでしょうか。
その辺はよくわからないのですが、とにかく、普通に冷えとりをしていて冷えには十分気を使っている生活をしているので、あまり神経質にならず、自分の感覚を信じてみようと思います。